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  • 権力者を訴追する:戦争犯罪と国際法廷の闘い
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    権力者を訴追する:戦争犯罪と国際法廷の闘い

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻3,564円 (税込)
    サヘル・ローズさん推薦! 希望と限界、正義の重さを紡いだ作品 プーチンやネタニヤフがハーグの国際刑事裁判所の法廷に立つ日はくるのだろうか? 〈ヒューマン・ライツ・ウォッチ〉〈アムネスティ・インターナショナル〉などで指導的役割を務めた人権活動家、ジャーナリストが、現場取材で数多の関係者の声に耳を傾けて執筆した、渾身のノンフィクション。 ジュネーヴ条約採択、ニュルンベルク裁判、東京裁判、冷戦期の衛星諸国や旧植民地における「戦争犯罪」「人道に対する罪」「ジェノサイド」の歴史を辿りながら、プーチンやネタニヤフがウクライナ戦争やガザ侵攻で国際刑事裁判所の訴追対象になっている現在までを網羅する。 プーチンやネタニヤフに対する起訴は、広い変化の時流の一環だ。20世紀のほぼ全体を通じて、戦争犯罪に対する刑事免責は当たり前のことだった。ニュルンベルク裁判はその原則の例外だった。しかしいまや「彼をハーグへ送れ!」という声は、権力を握る指導者は責任を問われるべきだと考える、世界各地の人びとから発せられている。 赤根智子氏が国際刑事裁判所所長、岩澤雄司氏が国際司法裁判所所長を務めるなど、今後日本が国際司法の場で果たす責務も問われている。 [目次] 序章 第1章 「これはまったく矛盾している」  ジュネーヴ、ルヴフ、ニュルンベルク、パリ(一八六三~一九四八) 第2章 「罪はひそかに犯さねば」  ケニア、アルジェリア、ヴェトナム、フランクフルト(一九五二~七五)  カンボジア、チリ、ハラブジャ(一九七三~九〇) 第3章 「万事段取りどおりに」  ユーゴスラヴィア、ルワンダ(一九九一~二〇〇一) 第4章 「時節到来の構想」  国際刑事裁判所、ピノチェト、チャールズ・テーラー、イッセン・ハブレ(一九九八~二〇一六) 第5章 「ゲームのルールは変わりつつある」  グアンタナモ、イラク、アフガンスタン(二〇〇一~)  北アイルランド(一九七二~二〇一〇) 第6章 「だまされるのが嬉しい」  プーチンとアサド:チェチェン、ジョージア、ウクライナ(一九九九~二〇一四)  シリア、オープンソース調査、コブレンツ(二〇一一~二二) 第7章 「今でなければ、いつ?」  ウクライナ(二〇二二~) 第8章 「アマレクを思い起こせ」  イスラエル/パレスチナ(二〇二三~) 第9章 「正義の気配がする」 第10章 正義の天秤を公平に 終章 「諸国政府を悩ませ続ける」  謝辞  訳者あとがき  原注

ユーザーレビュー

  • 権力者を訴追する:戦争犯罪と国際法廷の闘い

    Posted by ブクログ

    ニュルンベルクと東京裁判から現代に至るまで、ジェノサイドや人道に対する罪、そしてそれを裁く国際司法の確立に向けた努力を追った力作。赤根さんの報道に触発されて読んだ。
    世界中で起きる紛争や侵略が一般市民を苦しめる様を見ていると、国連安保理の国々の拒否権と無関係に動ける国際司法機関が、国の権力者を裁けるというシステムはやはり必要だろうと思う。国内の司法が機能していない場合、という前提の枠は見えるが、それでもその枠も超えた司直の手が必要な場合も多いように見える。
    国際司法の存在に異を唱えなくても、実質同じように一般市民を虐殺しているのに、一方は非難し、一方の行為には沈黙するという政治的な二重基準を乗り越える努力も必要。困難な道だが、それでも証拠を集め、長い時間がかかっても責任を問う地道な運動は少しずつ実を結んでいるようだ。
    国家元首の行動は国の行動であって、個人責任は問えないという議論はもちろんあるが、戦争責任、とりわけジェノサイドを筆頭とする虐殺や犯罪行為を命じ、是認した権力者の罪は問われてしかるべきだ。この責任を免責することは、過去の罪を問わないというだけでなく、未来をより暴力的なものにしてしまう。罪を犯せば罰せられるのだというシグナルを現時点で送り続けるべきなのだと、膨大な資料と取材をもとに訴えている一冊。

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    2026年09月08日
  • 権力者を訴追する:戦争犯罪と国際法廷の闘い

    Posted by ブクログ

    米国トランプ氏が、制裁を課した、国際刑事裁判所。

    いわゆる戦争犯罪に対して、普遍的管轄権を有し、個人を起訴する。その歴史と困難さを詳しく述べる。

    本当大変。

    スタートは先の大戦の、ニュルンベルク裁判。ナチのあまりの非道に、これまでにない対応をせざるを得なかった。

    人に対する普遍的な犯罪。

    そんな感じかな。
    戦勝国が敗戦国を裁くどんな権利があるのかはこの際置いといてみたいな感じはある。事後法で裁くのもどうなんだろう。

    正義とは何か。
    国家主権とは何か。

    なんつてもその時に敗者を裁いた方々が、どんどんと「犯罪」を犯して、「犯罪」を犯した人たちを庇いまくる現在。
    だがそこをこじ開けるように、「正義」を進める人たちがいる。

    3歩進んで2歩下がる。少なくともそうあって欲しい。

    趣旨は賛同するのだが、東京裁判をその同列で語るのはやめれ。しかも、ただ半ページでdisるのはやめてほしい。
    後、意外に読みづらかったのは、登場人物が多くてわけわからんようになったからなのか、文体なのか。

    将来はこの組織ももしかしたらチャイナマネーのコントロール下に置かれるようになるのかなともちょっと考える。

    そんな感想。

    0
    2026年06月12日

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