マイク・オマーの作品一覧
「マイク・オマー」の「人質交渉人」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「マイク・オマー」の「人質交渉人」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
Posted by ブクログ
シリーズものの第一作として文句無しの良作。
何より、主人公アビーが気に入りました。シゴデキでカッコいいけど完璧すぎないのが魅力的。
トラウマを抱えた“サバイバー系”の刑事が主人公ってパターンよくあるけど、主人公の精神不安定のレベルをどのラインに置くかってかなり難しいところだと思う。
捜査の過程で、フラッシュバックで発作を起こしたり、冷静な判断が下せなくなって暴走したりするやつ。上手く発動すると緊迫感が出るし、主人公の人物像がくっきりして没入感がより高まるけど、微調整ミスってると結構シラケるんですよね。
その点でこの作者はアビーをすごく絶妙なラインに置いてるなと思いました。
より不安定なイーデンとの対比も効いてるし、イーデンと関わることで起こるアビーの心の動きにすごく説得力がある。
犯罪小説において交渉術・会話術がここまでフィーチャーされてるのも新鮮でおもしろかった。
ボディーランゲージとかちょっとした言葉のチョイスで主導権が移ったり一気に形勢が逆転したりする過程をじっくり読ませてもらえる。
相手の性格をふまえて敢えて下手に出る選択をするとか、戦略戦術を駆使して目的を達成するゲーム感もエンタメ性高く読み応え十分。
本シリーズは全三巻で完結済だそうで、そういう点でも人に薦めやすくて良いね。
Posted by ブクログ
「ゲラ読み先読みキャペーン」で、発売前に読ませて頂きました。
面白かった!!息つく暇もない展開に、軽いテンポで読みやすい。先が気になってページを捲る手が止まリませんでした。頭に映像が浮かんできて、まるで映画を観ているような気分。
交渉人というと、犯人との頭脳戦と我慢比べ。
どんな交渉術で人質を取り返し、事件を解決するのか──。
でも、それだけじゃない面白さがある。
犯人の行動を追いながら、それが狂気じみててゾワゾワ。入念な準備から既に異常で気持ち悪い。
一体なぜそんなことをしたのか……
人質交渉人のアビーの交渉術に唸らされました。
高額な身代金やカルト宗教の不穏な影など、浮かび上がる数々の謎。
スリルとハラハラドキドキを存分に味わい、ラストの一行までおもしろかった!
交渉人であるアビーには子どもがいて、ハラハラする展開のなかに散らばる微笑ましいフレーズや親子のあれこれも良い感じにスパイスになっている。
読み終えて、家族とのささやかな日常の幸せに安堵しました。
こちらはミステリー三部作の一作目。
「翻訳小説は読みにくい」という先入観を払拭し、ミステリーの面白さを思い出させてくれる。
早くも次作が待ち遠しくてたまらない。
Posted by ブクログ
2026年の36冊目は、マイク・オマーの「人質交渉人」です。3部作の1作目ということです。いかにも的な冒頭のシーンから始まりますが、魅力的でも有ります。人質交渉という作品から重めの作風を想像していましたが、全く逆でした。この軽い作風を受け入れられるかだと思います。
主人公アビー・マレン含めて、彼女の娘サム、息子ベン、アビーの養母ペニーといった主要キャラクターは魅力的だと思います。誘拐犯も意外性が有ります。
そして何よりもアビーの過去の記憶を取り戻す所、事件解決後のラストシーンでのアット驚く展開が読みどころだと思います。
☆4.6ラストが痺れたので