新田邦夫の作品一覧
「新田邦夫」の「パルチザンの理論 ――政治的なものの概念についての中間所見」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「新田邦夫」の「パルチザンの理論 ――政治的なものの概念についての中間所見」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
シュミット没後30年を迎えた昨年『 現代議会主義の精神史的状況 他一篇 (岩波文庫) 」』が文庫化されたのは、それが岩波文庫!ということも含めて画期的な出来事だったが、近年とみに高まるシュミットへの関心に比して、晦渋を極めるその諸著作について、専門書はともかく気の利いた一般向け解説書は少ないし、手軽に読める文庫本も限られているのが現状である。その中にあって本書はいち早く(1995年シュミット没後10年にあわせて)文庫化された。シュミットの他の著作に比して、立論はオーソドクスで奇をてらったところが殆どないのがその理由だろう。かつてクラウゼヴィッツが定義した外交の延長としての戦争から、ナポレオン戦
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18世紀ドイツにおいては強い枠づけがなされることでの戦争の正規性が発展したため、敵はあくまでも慣習的な敵として深刻さを欠いた遊戯的な戦争であったのに対し、シュミットはナポレオンに対するスペインのゲリラ戦(パルチザン闘争)の非正規性、土着性に着目し、それが古典的な国家間による慣習的な戦争形態を変容させ、新しいラウム(空間)が開かれたとし、それを国家に代わる政治的なものの担い手として期待するのである。『パルチザンの理論』が「政治的なものの概念への中間所見」という副題をとっているのは、『政治的なものの概念』で示した、ヨーロッパ公法下での「慣習的な敵」と「絶対的な敵」という2種類の敵に加え、その間に「
Posted by ブクログ
カール・シュミットといえば、ごく短い時期とはいえ、ナチス側の第一の論客として活動したことがあり、戦後は危うく戦犯として処罰されかねなかった。もともと代議制の欠陥を強く指摘したシュミットは、あるいはニーチェと同様、いやそれ以上に、ヒトラー政権を生み出す機運に加担したと言えるかも知れない。
それでもとりわけ近年はカール・シュミットに注目が集まっているように思える。それはやはり、緻密な社会・政治学思想として、そう簡単には看過できない独創的で秀逸な着想がそこに見られるからだろう。
この本は1963年の刊行で、ナチズムとも代議制民主主義とも関係がない。
ナポレオン軍が攻め入ったとき、スペインの民が、正規