橋本吉史の作品一覧
「橋本吉史」の「ラジオ最強説」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「橋本吉史」の「ラジオ最強説」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
「説」をつけるのは著者の自信と共に奥ゆかしさも含むだろうか。ラジオ番組のプロデューサーによる、ラジオというメディアの在り方と普遍的な強み、愛情を語り尽くす本。
自分はラジオを聴かなくなって四半世紀くらい経つ。10~20代の頃は「コサキン」やNHKFMで流れる映画音楽特集を夢中になって聴いていた。そんな頃も懐かしく思いながら読んだ。
しかしラジオ番組は受信媒体こそ多様化したが、「音声だけのコンテンツ」が根強く残っている理由を再認識した。バグルスが50年も前に「ラジオスターの悲劇」をヒットさせたがそこから半世紀経ってもラジオは生き残っている。特に、パーソナリティが一人の番組の場合は「リスナー1人1人との対話」になり、そういった番組作りを意識しているそうだ。
程よくニッチで自由度の高い番組は、刺さると長く続く。本書を読んでジェーン・スーという人の番組を聴いてみたくなった。瞬時に出てくる粋で「イイとこ突いてくる」会話を楽しんでみたい。
Posted by ブクログ
アトロク1に至るまでに
- (a) 『ストリーム』内「ラジオの花道」→同番組内「サウンドパティスリー」での起用→宇多丸独演会→タマフル開始 までの宇多丸ラジオパーソナリティ活躍を生み出す線があり、
- (b) 他方で『ザ・トップ5』から『興味R』までの「アナウンサーのパーソナリティ的可能性」に賭けるだけの蓄積があり、
- (c) そして『ザ・トップ5』から輩出したジェーン・スーの才能を活かす『相談は踊る』→『生活は踊る』における帯番組ならではの仕組みづくりの苦闘があり、
-これら a,b,c のライン全てが総動員されて『アトロク1』を編み出すことがやっとできたのだ
ということが納得できる編集になっていた。
今のアトロク2に『生活は踊る』の影響を感じることは少なかったけれど、最近のプロデューサー卒業やディレクター交代が発表されても番組としての強靭さを保てるのは、橋Pこと橋本吉史の『生活は踊る』でのコンセプト固めの蓄積が活きているからかもしれない。ただしプロレスの比喩は本当になにひとつわからなかった(わからなくても概ね言いたいことはわかったが)。
最近は、買った本を一読して読み尽くせたと思ったらすぐにスキャン業者に渡してPDF化するのだけど、この本についてはマーカーを引いて一周した後もこれからもう何回か読み返したいと思った。装丁や中の紙面デザインがカッコ良いというのもあるけれど、内容にまだ自分が汲み尽くせていないものがあるような予感がした。