橋本吉史のレビュー一覧

  • ラジオ最強説

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    「説」をつけるのは著者の自信と共に奥ゆかしさも含むだろうか。ラジオ番組のプロデューサーによる、ラジオというメディアの在り方と普遍的な強み、愛情を語り尽くす本。

    自分はラジオを聴かなくなって四半世紀くらい経つ。10~20代の頃は「コサキン」やNHKFMで流れる映画音楽特集を夢中になって聴いていた。そんな頃も懐かしく思いながら読んだ。

    しかしラジオ番組は受信媒体こそ多様化したが、「音声だけのコンテンツ」が根強く残っている理由を再認識した。バグルスが50年も前に「ラジオスターの悲劇」をヒットさせたがそこから半世紀経ってもラジオは生き残っている。特に、パーソナリティが一人の番組の場合は「リスナー1人1人との対話」になり、そういった番組作りを意識しているそうだ。

    程よくニッチで自由度の高い番組は、刺さると長く続く。本書を読んでジェーン・スーという人の番組を聴いてみたくなった。瞬時に出てくる粋で「イイとこ突いてくる」会話を楽しんでみたい。

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    2026年09月13日
  • ラジオ最強説

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    大好きなラジオ番組がいかに考えられてつくられているのか。その一方、ときに大胆さが求められる番組作りの裏側を面白く伝えてくれる一冊。ラジオ最強。音声コンテンツ最強。作り込みすぎない番組作りは"信頼"なしには成り立たない。清志郎さんの訃報を目にした宇多丸さんの件では思いがけず涙がこぼれてしまった。

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    2026年08月15日
  • ラジオ最強説

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    アトロク1に至るまでに

    - (a) 『ストリーム』内「ラジオの花道」→同番組内「サウンドパティスリー」での起用→宇多丸独演会→タマフル開始 までの宇多丸ラジオパーソナリティ活躍を生み出す線があり、
    - (b) 他方で『ザ・トップ5』から『興味R』までの「アナウンサーのパーソナリティ的可能性」に賭けるだけの蓄積があり、
    - (c) そして『ザ・トップ5』から輩出したジェーン・スーの才能を活かす『相談は踊る』→『生活は踊る』における帯番組ならではの仕組みづくりの苦闘があり、
    -これら a,b,c のライン全てが総動員されて『アトロク1』を編み出すことがやっとできたのだ

    ということが納得できる編集になっていた。

    今のアトロク2に『生活は踊る』の影響を感じることは少なかったけれど、最近のプロデューサー卒業やディレクター交代が発表されても番組としての強靭さを保てるのは、橋Pこと橋本吉史の『生活は踊る』でのコンセプト固めの蓄積が活きているからかもしれない。ただしプロレスの比喩は本当になにひとつわからなかった(わからなくても概ね言いたいことはわかったが)。

    最近は、買った本を一読して読み尽くせたと思ったらすぐにスキャン業者に渡してPDF化するのだけど、この本についてはマーカーを引いて一周した後もこれからもう何回か読み返したいと思った。装丁や中の紙面デザインがカッコ良いというのもあるけれど、内容にまだ自分が汲み尽くせていないものがあるような予感がした。

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    2026年06月21日
  • ラジオ最強説

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    Xで話題になっていたので読んだが予想以上に面白かった、目から鱗な経営書だった。そのうちランキング上位にランクインしそう

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    2026年05月16日
  • ラジオ最強説

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    吉岡秀典さんの装丁がかっこいい!見て手にした瞬間に感じる本物感、この感覚なんか久しぶり。
    内容は、感情や経験をロジックで徹底的に解体してるのすごい。
    経営層から現場まで即実践できる、間違いなく業績に直結する長期的なメソッドが個人的にもめちゃくちゃヒントをもらえてありがたい。
    そういうビジネス的な視点を抜きにしても、純粋に読み物として最高に面白い。
    本好きの人はもちろん、普段あまり本を読まない人にも手に取ってほしい。

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    2026年04月14日
  • ラジオ最強説

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    ラジオファンとして、発売と同時に予約を入れ、先ほど手に入れ、一気読みしてしまった。
    かかった時間は5時間ほど。
    担当されていた番組ならではの貴重な秘話が独特な表現で嫌味なく随所に散りばめられていてとても面白い。
    予想外だったのは、長期的にビジネスを構築していくための本質的な秘訣が、非常に説得力を持って描かれているビジネス本でもあったこと。
    メーカー勤務の自分にとっても、実践的に役立つ内容が多かった。大人であれば、一度は読んでおくべき本だと思う。
    第二弾が出るなら、早く出版してほしい。

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    2026年03月25日
  • ラジオ最強説

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    ライムスター宇多丸、ジェーン・スーを世に送り出した、
    元TBSラジオ・プロデューサー橋本吉史氏の著作。
    宇多丸はたまむすびくらいしか接点がないが、ジェーン・スーは、ほぼその誕生を
    知っている。
    この本にもあったがトップ5という番組。
    私は短い10分程度番組と思っていたがそれはpodcastで聴いていたから。
    実は4時間の長丁場だった。日替わりで違うパーソナリティとアナの組み合わせ。
    その中でジェーン・スーと堀江美香のコンビの店舗は抜群だった。
    そしたらジェーン・スーがどんどんのしてきたし、堀江美香も久米宏の番組などで
    輝きだした。さらにはオーバー・ザ・サン。podcast番組。
    これは第一回から聴いている。まあ聴き流している、だけど。

    そもそも今はラジオ電波からの放送は朝出勤前の支度中に聴いているくらいで、
    もっぱらpodcastを通じてラジオ番組を後追いで聴いている。
    ライブで聴いていたのは学生時代。
    最初はTBSエキサイトナイター。巨人、王、長嶋、この辺りを追いかけていた。
    そこでラジオに触れることとなり、桂三枝のヤングタウン東京で小島一慶を知り、
    土曜ワイドラジオ東京で永六輔、久米宏を知り、、、とどんどん広がる。
    キンキンケンケンそれいけ歌謡曲、えのさんのお昼だよ、、
    さらにパックインミュージック。ナッチャコパック。
    文化放送、ニッポン放送にも、、

    社会人になるとラジオから遠ざかる。
    それが再度接近したのはipodtouchのおかげ。podcastのおかげ。
    この本にもあったが小西克也と松本とも子の「ストリーム」を知ってからだ。
    ここからpodcastを通じてのラジオ愛が復活する。
    TBS中心にキラキラ、たまむすび、デイキャッチ、今も続くスタンバイ。
    ゴールデンラジオも三枚おろしもコージーアップもズームも。
    先日は日比谷公園にニッポン放送のイベント、ラジオパークを見に行った。

    ラジオは偉大だ。最強だ。

    第1章 ラジオは最速で最小なメディアだから、最強
    第2章 ラジオは企画で勝負できるから、最強
    第3章 ラジオは人と企画の掛け算だから、最強
    対 談 橋本吉史×宇多丸
    第4章 ラジオは安定供給システムだから、最強
    第5章 ラジオは永久機関だから、最強
    対 談 橋本吉史×ジェーン・スー
    第6章 ラジオはコミュニティをつくるから、最強
    第7章 ラジオは「聞けば、見えてくる」から、最強
    第8章 ラジオは無限に拡張できるから、最強
    終 章 ラジオは進化し続けるから、最強

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    2026年10月11日
  • ラジオ最強説

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    凄い人であることは認識しつつも「橋P」としてお馴染み過ぎて、どこか筆者をナーメテーターところがあったのかも。反省。完全にラジオ(とプロレス)が血肉と化している人の文章で読み応え抜群だったし、その見事なロジックの数々に、「最強」は過言ではないなと痛感。

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    2026年04月29日