貝津美里の作品一覧
「貝津美里」の「「自分のかたち」のまま、これからも私は」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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小説・文芸
Posted by ブクログ
日本で感じる当たり前との違いに葛藤を抱いていた人達が、
やりたいことを見つけてバンクーバーで自分に正直に生きている人達の話。
それぞれの背景や事情があるけど、
それぞれが自分の気持ちや考えに沿って生きることで幸せを実現していた。
個人的に印象に残ったエピソードは、
シングルマザーでダンサー・按摩師をやっている桃子さん。
ダンスに出会い、按摩師とダンスどちらもやるために自分のスタイルを確立した。
子育ての基準も「子どもが将来人生には悲しいことも
あるけど、生きていれば楽しいこともある」と思えていること。
と自分で決めて、その軸で「ちゃんと育てる」を実行している。
そして、結婚する・しないとか、仕事のこととか、人生で色んな選択がある中で、もし他人から土足で踏み込まれるようなことを言われたら、それを受取らないで「あなたはそうかもしれない。でも私は違う意見を持っている」と心の中だけでも境界線を引いてと言っている。
相手や社会は彼らの事情で色々言ってきたり、行動してきたりする。
そこに呑み込まれずに「私はこう考えている」「私はこうする」と言葉にできる人間になりたいと思った。
最後に、、
日本にいると痩せろ・毛をなくせ・結婚しろ・子ども産めと女性は誰かの所有物かのように扱われる感じがして、そこにずっと傷ついてきたという著者。
私もそこにはとても共感した。
「あなたのためにやってるんじゃない。勘違いするな。」という気持ちがあった。
昔よりはだいぶ良くなってきたけど、まだまだ差別的な考えはあるよなと感じる。
だからこそ、自分の意思表示をしていくことが大事。