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「松島聖子」の「破壊系資本主義――民主主義から脱出するリバタリアンたち」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「松島聖子」の「破壊系資本主義――民主主義から脱出するリバタリアンたち」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
資本主義の悪いところを煮詰めた結果、何が起こるかを説明してくれる一冊。香港やシンガポール、ホンジュラスなど、経済特区はリバタリアンにとって理想郷となり、その存在意義を発揮している。切り離されたそのゾーンでは資本主義を究極的に追求され、小さな面積から莫大な利益が生み出される。税負担が周囲より極端に低い状態により生み出される利益は資本主義者たちによって分配される。そんなゾーンを至るところに作り出そうとするが、そのことによる犠牲は多くの被害者を産んでいる。
いろいろな例を知ることができ、とても勉強になる。強制的に生み出した異物は、永続できないということもよく分かる。民主主義を続けていくために必要なこ
Posted by ブクログ
東西冷戦の記憶を引きずっているのか、資本主義と民主主義ってセットで考えていたんだけど、ぜんぜんそんなことない。中国なんかまさにそう。むしろ独裁制、それどころか国家という枠組み自体が資本主義を相容れないとするリバタリアンたちの話。とうぜんウィリアム・ギブスンとかニール・スティーブンスンとかサイバーパンクの話も出てくる。香港から始まり、ロンドン、シンガポール、南アフリカ、米国、リヒテンシュタイン、ソマリア、ドバイ、ホンジェラス、最後にメタバースと、既存国家というか法律や税制から逃れようとする資本家たちの戦い(?)が語られる。そりゃまあだれだって税金なんて払いたくないけどさ。すごい刺激的でおもしろい
Posted by ブクログ
自由至上主義者の理想郷を模索する歴史に関する書籍です。
自由民主主義という言葉にある様に、自由と民主主義は密接不可分の様なイメージがありますが、彼らリバタリアンは民主主義は不要、自由市場と競争こそが絶対という考えです。
成功例として香港がまず挙げられていますが、その後同じ事を国家が模倣して、香港の様な「ゾーン」を建設する事例が取り上げられていますが、そこには暗躍するリバタリアンの存在も。
また、中国の様な国家資本主義体制が歴史的なロールモデルの様な語られ方をしています。
民主主義は本当に不要なのか。行き過ぎた資本主義は理想なのか。色々と考えさせられる書籍です。