成田昭次の作品一覧
「成田昭次」の「人生はとんとん―成田昭次自叙伝―」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「成田昭次」の「人生はとんとん―成田昭次自叙伝―」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
Posted by ブクログ
【感想】
〈男闘呼組〉の解散から逮捕、地元での10年間のサラリーマン時代を過ごした成田昭次。
彼が再始動するまでの葛藤と覚悟、そしてこれからの夢を語った自叙伝です。
「すべてを赤裸々に語る」と帯にはありましたが、薬に手を出してしまった経緯の部分だけはすっぽりと抜け落ちていましたね。
今、彼は真っ直ぐに前を向いて歩んでいる。だからこそ、同じような道を辿った人たちのためにも、そこの部分とそこから立ち直るための部分も赤裸々に書いてほしかった。そこだけが残念でした。
ですが、他の部分はご自身の弱い部分や再始動までの流れと想いをしっかりと書き綴られていて、だからこそ、今の彼のある意味達観したような空気感があるのだな、と納得。
〈男闘呼組〉のメンバーたちの漢気にもジワッとさせられました。
最終章の「おわりに」で書かれた彼の言葉は、同世代の人間だけでなく、生きづらさを抱えている人や、自分を好きになれない人たちへのエールでもあります。
〈男闘呼組〉の再始動に感動した一人として、再始動までの裏側を知りたいとミーハー的な気持ちで手に取った本でしたが、最後まで読んで、この本と出会えて良かったと思えました。
ちょっと後ろ向きになったときには、最後の章を読み返したいと思います。