古館伊知郎の作品一覧
「古館伊知郎」の「伝えるための準備学(ひろのぶと株式会社)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
Posted by ブクログ
トークの鬼才・古舘伊知郎がトークで伝えるためにしている準備とは、を語るエッセイ。
タイトルに違わず、内容はまるで講義。かの古舘氏の声と口調で脳内再生される他にはない読書体験の中に、古舘氏のたゆまぬ努力と軌跡が凝縮されている。
「天才ではないから」と度々謙遜されているが、ここまで準備ができること、その準備でできた知識や情報の“沈殿”からあの軽妙にして絶妙なトークを繰り出すのは、やはり「天賦の才」ではあるだろう。
一方で、膨大な準備をもとにしてあのトークが産み出されるという事実に腹落ちするとともに、安心したというか、納得した部分もある。準備もそこそこにあれだけのトークを繰り出さされたらそれこそ圧倒されて終わってしまう。
準備もまた本番であるという教えは、トーク以外にも生きる教訓である。
本著に示されているのは、まさに「準備学」なのだ。
Posted by ブクログ
本番よりも準備を大切にしろという指南書。頭では理解できるものの非常に面倒くさい箴言の数々に心も体も及び腰になってしまったが、要領は悪くカッコよくもない非効率的な準備はタイパからは程遠い方法だとしても、すぐには役立たないものを、ひょっとしたら訪れるかもしれない「いつか」のために行っておくことの大切さを著者の人生と結び付けて説いているので非常に分かりやすかった。
準備で夢は叶わないが、今何かに向かって必死に準備をすることで、自分の人生を創造することは出来るという文章には著者が言うことで説得力がある。
「仕事で頭一つ抜きん出るには、いかに人がやらないことをやり続けるか。だとしたら、アウトプット先が定まっていない準備を、日頃どれだけ積み重ねられるか、ということも仕事人生を左右するといってもいいだろう。」という文章には痺れた。今後の人生における金言として本書とともに枕頭に置きたい。