キャメロン・ウォードの作品一覧

「キャメロン・ウォード」の「螺旋墜落」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 螺旋墜落

    螺旋墜落

    小説・文芸

    3.8
    1巻1,200円 (税込)
    墜落まで60分。 タイムループが尽きる前に 大惨事を食い止めろ。 英タイムズ紙 2024年度ベスト・スリラーに選出! 一気読み以外ありえない ノンストップ航空SFサスペンス! 数学教師チャーリーの乗った旅客機は午前0時に墜落、乗客乗員は死亡した。 だがチャーリーは23:00に目を覚ます。そして機は再び午前0時に墜落した。 次に気がつくと時刻は23:01。彼女はタイムループに囚われたのだ。 墜落を阻止できるのは彼女ただひとり。 だが失敗のびにループ開始が11:02、11:03、11:05、11:08と繰り下がってゆく――。 英タイムズ紙〈2024年度ベスト・スリラー10選〉に選ばれた傑作。

ユーザーレビュー

  • 螺旋墜落

    Posted by ブクログ

    息子のセオと仲違いしたチャーリーは、関係を修復するためにセオが副操縦士を務める飛行機に内緒で搭乗する。しかしその飛行機は、謎のトラブルにより午前0時に墜落した。そして死んだはずのチャーリーだったが、目覚めるとそこは墜落前の機内。これは墜落を阻止するためのチャンスなのだろうか。息詰まる展開のタイプリープサスペンスです。
    なぜ飛行機が墜落するのか、止めるためには何をすればいいのか。限られた時間の中で原因を突き止めようとするチャーリーを嘲笑うかのように、短くなっていくループ時間。とある法則によりあと何度のチャンスがあるかわかるというのもスリリングです。こんな状態、普通なら耐えられません。あくまでも冷静に思考するチャーリーがとても素敵でした。
    そしてそれと交互に語られる、数か月前のセオの物語。会ったことのない父親を求め、あまりにも危険な状況に踏み込んでしまったセオ。彼の行動がこの墜落にどのように関係してくるのかも大きな謎です。
    しかし何が原因なのか、これはほんっとぎりぎりまでわかりません。物語としては最終的に阻止できるんだろうなとは思いながらも、とことん心臓に悪い展開ばかり。一気読み確定です。

    0
    2026年05月09日
  • 螺旋墜落

    Posted by ブクログ

    鮮やかな状況設定の中に、母の愛という大きな力強い柱がズドーーーンと一本!感動しました。エンタメ性も高く映像化にも期待してしまいます。

    0
    2026年04月02日
  • 螺旋墜落

    Posted by ブクログ

    深夜0時に墜落するジャンボ・ジェット機に乗っていたチャーリーは、同じ時間を繰り返していることに気づく。彼女の息子セオはこの機の副操縦士で、彼の命を救うためにチャーリーは真相を突き止めようと躍起になるが……。 
    よくある設定のループもののスリラーで、現在進行中のチャーリーのパートとセオの過去が交互に描かれることで、徐々に真相が明らかになっていく。ループの開始時間はある法則に則って少しずつ遅くなり緊迫感を増す。
    ループの謎解きよりも家族の絆を描いた家族小説に重きを置いているように思った。

    0
    2025年08月04日
  • 螺旋墜落

    Posted by ブクログ

    飛行機が墜ちて戻ってのタイムループ! 間隔も徐々に短くなり… エモさも抜群なサスペンス #螺旋墜落

    ■あらすじ
    息子をこよなく愛するチャーリー、彼女は息子セオが副操縦士として操縦する飛行機に搭乗していた。チャーリーは息子との関係を修復する必要があったのだ。

    まもなく到着するロンドン時間午前0時、なんと飛行機が墜落してしまうのだ! しかし次の瞬間、チャーリーが気が付くと時刻は午後11時1分、まだ飛行機に搭乗中だった。どうやら時間が繰り返していると知った彼女は、墜落を食い止めるようと奔走する…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    おもろい! サスペンススリラーの良作ですね、ぐいぐい惹きつけられました。

    いきなりなんですが、私、飛行機が苦手なんですよ。高高度の高速移動、密閉された逃げられない感じがして、不安に襲われるんです。何回のっても慣れないんですよねー、いくつになっても怖がりという情けなさです…

    さて本作は、そんな非日常空間な乗り物、飛行機を舞台にした物語。あらすじのとおりタイムリープもので、飛行機の墜落するのを止められるのか?!というのが本筋です。

    確かにそこが読みどころではあるのですが、それよりも私はキャラクターの人生模様や親子の繋がりを推したい。

    主人公はミドルの女性チャーリー、彼女はパイロットである息子セオを溺愛している。しかし父親は訳アリのようで、チャーリーはセオに対して父親のことをずっと秘密にしていた。一方セオは、一度も会ったことのない父親に対し、歪んだ執着をもっている。しかしその父親はなんと…

    え、飛行機墜落の話と関係なくね? って気がするんですが、ちゃーんと全部が連携してるんです。最初から最後までストーリーに没頭させる構成がお上手でした。

    また読み終わってみると、自身の両親のことを思い出しちゃうんのよ。いろいろあったけど、今振り返ると愛されてた気がするなー。そして我が子どもを見ていると、父親として愛してあげられているのか不安になってしました。

    さて物語は終盤にはいると、それはもうスピード感がハンパねぇす。え、え、無理でしょ、えーーーって、怒涛の展開。マジで読む手が止まんないので、しっかり時間をとってから終盤に入りましょう。

    ハラハラドキドキのサスペンスだけど、単に面白かったー!だけでは終わりません。それ以上に胸に熱いものが押し寄せてくるエモさ抜群の作品でした。

    ■私とこの物語の対話
    これまで長い人生を歩んできて、色んなな選択をしてきたなー。私にとって一番大きな人生の岐路は、24,5歳くらいから始めたバイト先。そこでの仕事や人間関係がなかったら、もっと不幸な人生をだったに違いない。

    でも最近になって少し考え方が変わってきました。

    その選択は私にとって偶然なのではなく、必然な出来事だったのだと。当時も今も私は私、そうなるべくして今の自分があると考えるようになってきたのです。

    年齢を重ねるほど、どんどん時間が短く感じるようになる。残された人生、自分の時間を大切に、自分を信じて生きてみたくなりました。

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    2025年07月18日
  • 螺旋墜落

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『リプレイ』を始めとする各種ループものに連なる一作だが、最初からループの期限が短めで、機内という状況がクローズドなのもあって緊迫感がある。

    が、その実態は回想シーンでずっとバカ息子のバカっぷりに辟易するお話。パイロットという職業はもう少し頭のいい人がなるものだと思っていた。息子の分の強さは主人公たる母に注がれている感だが、それとても物理的な屈強さとは別物なので爽快感には欠ける。オチにまだ救いがあってよかった。

    0
    2026年08月29日

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