贔屓目ありで⭐︎5
本としてはありがちなピアノを通しての各々の成長談
ただ、弟が「大田原症候群」という何治性てんかんで生まれてきても双子は何も犠牲にすることはない!それぞれの人生を生きる!と全力でサポートする親力。夫婦一枚岩で得意分野をサポート。本当に素晴らしい。そして双子もまたとても素直。お互いがそばにいることで悲しみは半分、喜びは同じ、という。なかなか言えることではないかと。母に似てポジティブな頑張り屋さんだ!今後も応援していきたい。
文書は簡単なので、育児本としても、会話口調が子ども本人が読んでも参考になるのかも。
しごきの両親を「遊び時間なしの家庭内ブラック企業(笑」と笑笑
自分たちは天才ではない、だから努力するのだ、と、子どもの時からわからないこと、できないことは仮説を立て、問題を細分化。できる、を目指してミスと、その対策を細分化!
これを教え込むだけでも考える力が増し、習慣づけし自分たちでできる様になればなんでもこなせる!と思う、大切なことだ!!
調べてもわからないことは記憶と意識に残ります。何も調べずすぐ他人に聞くとその場では解決しますが、疑問そのものも忘れてしまうのでは?「こうじゃないかな?」と疑問を持ち、仮説を立て、第一歩として踏み出すこと。素晴らしい教育だ!
目標は具体的に簡潔に数字を交えて立てるのがポイント、見えるところに貼る
ぼやっとした抽象的な目的は、作っただけで満足してしまうから
前日に時間の使い方を計画して練習に挑む、
時間を区切りかつ何を練習するのか、あらかじめ具体的に決めておけば、すぐに練習のスタートが切れる!
また練習内容を計画してノートに書くことで、時間通りに進んだ日と、そうでない日がわかるようになる!
ダメな日はその原因の書き出しも行うことで、ますます計画通りに進むように!
⭐︎⭐︎⭐︎思う様な成績を取れない時は、
「できた時の自分を想像してみて、ニヤニヤしちゃうでしょ。少しでも近づくにはどうしたらいいか一緒に考えようよ」と励まされた
妹や何かをしようと考えている人に言いたい。
失敗は当たり前で、失敗の先に成功が待っている。失敗が嫌だという先入観を取り除き、嫌だと悩む時間を短縮させることが、新しい一歩になる。
失敗は立派なルーティンであり、失敗なくして成功はない。
技術を学ぶというのはほんの氷山の一角ではないでしょうか。その技術を支える考え方を学ぶことが大事なのです。
「さあ、次どうしようか。どうすればうまくいく?」
「弟くんの様子はどうかな?」
弾けるようになるまでの練習が「ただ走っている状態」であるとすれば、弾けてからの練習は自分のコンディションが悪くても、どんな速度、天候でも、どんなに道が荒れていても、「寸分違わぬ正しいフォームで走り切る」ことを要求されるようなものなのだ。
とにかく練習するしかなかった。弾くだけでは覚えられないことは、楽譜に書いたり、記憶を辿って楽譜そのものを書いたり… からだで覚えるために合わせて歌ったり踊ったりすることもあった。
人からどう見られるか?は問題じゃない。自分が家族と共にどうありたいか、を考えて行動すれば良いことに気付いたのよ」と話すが、今は母の気持ちもわかる。
小学生時代に卒園した保育園で演奏したり、自転車で通える範囲、近隣の幼稚園や保育園で演奏した経験が、その後のドイツやカーネギーホールでの演奏に生きている。聴いている人に届ける音楽とは?と。ボランティア演奏を通じて、聴く人に楽しいと思ってもらいたい、という相手を思いやる気持ちが自然に醸成されていった、と感じている
大概のことは時間をかけて練習すれば解決するし、できるようになることは経験上わかっていた。辛い思いを越えることで、理解へのノウハウが蓄積すること、苦手意識が減っていき、嫌なことへの対処力がつくことも知っていた。…
泣いたり、練習をサボったりしながらもがむしゃらにやってきたピアノが、受験勉強の役に立ったのだ。