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「竹内彰志」の「政治資金規正法 政治活動と民主主義のルールブック」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
Posted by ブクログ
弁護士として政治資金監査に従事しているほか、国会議員政策担当秘書として政治資金収支報告書を作る側の経験も持つ著者が、議員の収入と支出の実態や歴史的経緯を踏まえ、政治資金規正法の見取り図を示す。また、近年の自民党の派閥裏金問題をめぐる国会での政治資金規正法改正の議論を踏まえ、残された課題と今後の制度改正に当たっての方向性を提示する。
自民党の派閥裏金問題等の「政治とカネ」の問題が起こるたびに注目され、ニュース等でよく取り上げられるが中身が十分にわかっていなかった政治資金規正法について、その制定・改正経緯や仕組み、課題等についてよくまとまっていて、勉強になった。
政治資金の統制の仕方には、政治資金の移動そのものを規制する考え方と、政治資金の公開によって国民の監視下に置くという考え方があり、政治資金規正法の改正に当たっては両者のバランスの取れた議論が必要であること、特に後者は制度のもともとの趣旨であるが、まだ十分でない部分あるのでより政治資金の透明性を高める改正が望まれること、また、国会議員以外の政治家のことも考慮する必要があることなどを認識した。
ただ、政治資金を誰がどんな目的で、どんな割合で出していて、それを、議員歳費(報酬)等のほかの収入とどう役割分担して、どんな支出先にどんな割合で使っているのかなど、政治資金の収入・支出の実態の具体的なイメージまでは、もう一つつかめなかった。