太子堂正称の作品一覧
「太子堂正称」の「ハイエク入門」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで188万冊以上配信中!
「太子堂正称」の「ハイエク入門」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
個人的自由の問題も勿論のことながら、社会主義経済の管理体制下では「自発的貯蓄」とそれに伴う経済の成長を望むことはできない。それは、あくまで価格メカニズムをもとにした企業の自発的行動によるしかない。彼にとって、その適切なありかたを混乱させ「恐慌」をもたらすのは、中央銀行の存在そのものであり、それを前提にした「信用創造」のシステムであった。
「均衡への傾向」に合わせて、生産者だけではなく消費者もが、刻一刻と変動する価格や状況をにらみながら、それぞれの生産計画や消費計画を絶えず再検討していくプロセスこそ重要なのである。
ハイエクにとっては、科学という営みをそうした要素還元主義的な手法にのみ限定す
Posted by ブクログ
本書は、「入門」と銘打っているが、内容は非常に中身の濃い優れた概説となっている。それゆえに「入門」よりはレベルがやや高かろう。ハイエクという名前を聞いたことがある程度ではなかなか読み通すのは難しいかもしれないが、ちくま新書に手を出す読者層(少なくとも自由主義って何?くらいは自分の頭で考え、悩んだことがある人。あるいはケインズとの論争くらいは知っているよという読者)ならば大丈夫かも?
第1章で若き日のハイエクを辿ったあと、第2章に有名なケインズとの論戦が取り上げられているので、このあたりまではサクサク読める。もちろん著者の語り口が全体を通じて平易でわかりやすいこともある。
第3章の社会主義経