アナス・フォウ・イェンスンの作品一覧
「アナス・フォウ・イェンスン」の「忙しいのに退化する人たち やってはいけない働き方」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「アナス・フォウ・イェンスン」の「忙しいのに退化する人たち やってはいけない働き方」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
夏の課題図書として勧められて読む
「偽仕事」がなぜ生まれるのか、そしてそれはなぜ減らないのか、減らすにはどのようなことをすれば良いのかが理論立てて説明されている。
なぜ生まれるのかについては、技術革新による直接作業時間の減少とそれと逆の動きをしている間接作業の肥大化が原因であるとしている。労働市場が供給主導になり、専門知識のないスタッフが爆増しそれに割り当てる偽仕事が増えた。
そしてそれは一度生まれると簡単には減らない。偽仕事であると気づいていてもそれを肯定することはないし、そもそも気づかないことも多い(合理的に思えるが部分最適であるようなパターン)。
それを減らすには何ができるか。業務時間と比例して価値が上がるという神話をまずは否定し、無駄な問題解決や裏付けのない依頼を断る文化、風土を作ること。業務ローテーションはそれを根絶する良い手段であると感じた。
最後に本当の仕事は何か。それは世界と響き合う仕事である。無駄な残業の削減により生まれた時間で内省をし、そこから生まれる創造を外に発信する。そこで世界と響き合い影響を与えることこそ真の仕事である。「響き合う」というワードが分かりやすく良い表現であると感じた。相手に押し付けるでもなく、相手に触れるだけでもいけない
Posted by ブクログ
"偽仕事"に該当するような仕事に関わる人が読むと、少し絶望感を覚えるかもしれない(実際わたしがそうなのだが)。
自分のやっている仕事に違和感を感じているものの、それを周りに共有できなかったり、自分は暇だとバレないようにするのは、会社(や社会)に自分が必要ないと思われたくないし、現代社会においては、仕事=自分というくらいに自己と密接に結びつく仕事を無意味とするのは、存在を否定するようなもので、なかなか難しい。
それでも、"偽仕事"というものを続けることは、自尊心を傷付ける行為でもあり、自分の貴重な人生の時間を"無意味"に過ごすことでもある。
わたしの仕事は本質的なのか?
改めて問いかけたいと思う。
加えて、この社会にとって必要不可欠で本質的な仕事をされている方々(看護師さん、保育士さん、介護士さん、ごみ収集をされている方など)の処遇が改善されていくことも強く願う。