「仕事の適切な進め方を学び、クオリティを上げる方法」について読み応えのある本に出会ったなと思います。
読み終えて気がつけば大量にメモっていました。
この手の仕事術・ビジネス書を過去100冊以上は読んだ自分が少し誇張して言います。特に20代〜30代前半くらいの、伸び悩んでるビジネスパーソンは、まずはここに書いてることを、何度も読んで適切に理解し忠実にこなして、自分なりの型を作れば、周りから信頼されるし、仕事による収入上がると思います。
(関係者でなく(笑)、一読者として、純粋にベタ褒めしたい本です)
★特に重要だと思った点を抜粋★
・重要なのは「誰を説得したら本当の意味でタスクが完結するか」を最後まで考えアクションする。「詰めが甘い」と上司として指導する・上司からされる点はココ。
・仕事の本質は「目的を達成するための最適解を自ら考え行動する」こと。既存のルールに従順にならず、目的達成のための、より良いルールへ変更するのもあなたの仕事。
・仕事は会話から始まる。1人で悶々とするくらいなら思い切って聞いてみる!
・ギブテク。早いうちに恩返し(自分の強みを生かして相手の弱みをカバー)
・自己解決型ストーリー。議題に関してココはマズイと問題提起→皆で悩み→こうすべきですと、事前に用意した解決策を提示し収束させる。会社内でのポイント稼ぎ。
・指示された文字通りのことをするだけでなく、次にどうすべきか?と未来のアクションにつなげる。手戻りの発生確率を減らす。
→上司ファースト思考。会話、会議等から上司のミッションとペインポイント(今の仕事で抱える最大の悩み)を的確かつ迅速に特定。タスクに盛り込み解決することが真に寄り添うことにつながる。
・結論からズバッと答え、背景と理由は相手の反応見ながら補足要否を判断→相手の持つ情報量(※)を見極める癖付け。
(※)相手がどの会議に出てたか、経緯どこまで知ってるか、相手の立場やミッション、知識量、誰と接点あるか等を参考に
・自分を疑う習慣を続けていけば確実に成長して結果出せる。自分の作った資料、会議で思わず言ったこと、送信したメール等、一つ一つ振り返って疑ってみる
★サラッと断るテクニック
・メインの仕事で切羽詰まってる状況なら、小さな問題に首を突っ込まない。わかってても口を出さないことも一つの作戦。一時の感情で動かない
・別の有識者を立てて矛先を変える工夫(経験豊富な人、その分野で実績上げた人)
・責任を持って取り組み、考えきって出した結論なら「ちょっと強引かな」と思うくらい自信を持って意見を伝えたらよい。
自分の考えが少しでも甘くて「どうしようかな」と余地残ってると、相手が心配になり、より詳しい情報得ようとしたりアドバイスし始めてしまったりして、結論までの距離が遠のく。→ビジネスに「絶対の正解」はない。リスクやデメリットはどんな仕事も絶対あるから、致命的なもの以外はあえて言わずに進めることも時には必要。