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「鈴木公啓」の「子どものおしゃれにどう向き合う? ――装いの心理学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「鈴木公啓」の「子どものおしゃれにどう向き合う? ――装いの心理学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
子どもの化粧はありですか?
化粧やダイエットの低年齢化が進んでいると言われる。しかし、実態というより感覚で話されていることが多いようだ。そもそもおしゃれは子どもに相応しくないのか? 心理学の観点から子どものおしゃれを分析した本。
子どもに関わる大人と、子ども自身にも読んでもらえたら。実態を示し、理由を示し、意見を述べるかたちで、著者の主張が伝わってくる。
身だしなみを整えること自体は問題ではない。ではなぜ子どものおしゃれが問題視されるかというと「合っていない」からである。しかしそれは性別や年齢で変わってくるものでもある。むしろ注意していくべきなのは、安易なおしゃれによる身体的・精神的なダ
Posted by ブクログ
自分の幼少期を思い出しても、そばにいる母親の真似をしたくなるのは自然なことだと思うし、あれはダメこれはダメと言ったところでメイクやオシャレの類は隠れてするだろうと思う。
私は、子どもが大人の真似をしたい気持ちを愛おしみつつ、会話の中で程度を共に考え、大人の女性になる過程を楽しみながら見守りたいと思う。
本文にある以下の考えにも共感できる。
『友人関係の広がりの中で、コミュニケーションをとりながら、周りに合わせたり個性を発揮したりしておしゃれを楽しみ、友人との関係性も含めて楽しんでいくのは、その時期において必要な発達におけるプロセスの一つと考えられます。』
Posted by ブクログ
心理学による詳細な分析を中心として、子どものおしゃれに対する諸相を語る本。子どもがどのようなものからおしゃれの影響を受けるのか、子供が何のためのお洒落をするのかなど、綿密なデータが多く、裏付けはかなり硬いものだと感じた。統計にかなり明るいわけでもないが、本文中の分析指標に対して丁寧に説明もあって読みやすかった。
筆者は子どもの前提を踏まえた対話によるおしゃれの説き方を重視しており、おおむね同意する内容だった。
自分はおしゃれを大学あたりから気にしなくなってしまった(評価が下がらなければなんでもいいかなと思ってる)のだけど、やっぱりおしゃれは社会的なものなので子供たちはどうしても気にしてしまう
Posted by ブクログ
●低年齢化する子どものおしゃれに対して、大人はどう向き合うべきなのかを分析した本。
●本書は、見た目を意識する子どもの低年齢化を指摘しつつ、見た目を意識することやおしゃれをすることの功罪を述べている。そして、見た目を意識させる要因に、メディアや親の影響を著者は挙げ、おしゃれによる心身トラブルから子どもを守るために、大人はどう対応するのがよいのかをまとめている。この本を読んでの自分なりの結論は、「禁止じゃなく適切なやり方を教える。そして、親子の関係では、話し合って、お互いが納得できる取り決めも設けるとよいのかな。そういう話ができる関係性が大事」というところ。