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「トマ・フィリポン」の「競争なきアメリカ――自由市場を再起動する経済学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「トマ・フィリポン」の「競争なきアメリカ――自由市場を再起動する経済学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
今なお世界経済をけん引するアメリカ。
自由市場で起業家精神にあふれ、日本のように停滞しておらず、
GAFAMを筆頭にどんどん新しい発明があり、発展する経済大国。
総サラリーマン化した日本とは違う、夢の国。
と思っていたらこのタイトル。
読み進めるにつれ、今やアメリカのネット料金はヨーロッパよりはるかに高い。
医療費に至っては最悪、、、
そしてその原因は競争がないから。
さらにそうなる原因はロビイスト。。。
日本も企業献金だの天下りだの補助金だのが問題と思っていたら、
アメリカはそのスケールも大きい。これに加えて選挙のための献金。
使う金額も比べ物にならない。
ダメじゃん、アメリカ。
途
Posted by ブクログ
米国のブロードバンド回線料金は欧州などに比べてかなり高額らしい。米国が月額平均66米ドルなのに対して欧州の平均は35米ドル。
自由市場なはずの米国の各種サービス料金は、どんな業界でも高い。この理由を解き明かそうという一冊。
本書の主張としては、市場競争の減少と独占化の進行、勝者総取りの無形資産の影響拡大に原因があり、どちらも大企業によるロビイ活動や選挙資金提供の影響が大きいという。
米国での大企業ロビイ活動が特に熱心な業界は、IT、ヘルスケア、製造業、金融などであり、どれも高額所得企業ばかりだ。
反トラスト法が実質的に機能せず、新規参入障壁が高くなり費用の高止まりにつながっていそう。
こ