作品一覧

ユーザーレビュー

  • パレスチナ 「戦傷外科」の日々 行った、診た、切った

    Posted by ブクログ

    『本書は、パレスチナ現地の医療活動中にリアルタイムで活動内容をHPにアップしていた当時の日記を加筆訂正してまとめたものである。多くは現地にいる間に書いたものであり、主にパレスチナでの生活に基づくものであるため、紛争の見方については、多くはパレスチナ側の主張に影響されているかもしれない。しかし、実際の戦時下(まさに現地は戦争状態である)での彼らの生活を見るとき、単に一部の過激派がテロを行っているような単純な話ではないということは本書をお読みになった読者には容易にご理解いただけると思う』―『あとがき』

    副題に「行った、診た、切った」とある。差し詰め、カエサルの「来た、見た、勝った(veni, v

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    2023年09月06日
  • パレスチナ 「戦傷外科」の日々 行った、診た、切った

    Posted by ブクログ

    消化器外科医の著者様が踏み入れた、パレスチナ。医療を通じ、紛争の現実を目撃した生々しい記録です。現状を世界に伝えて欲しいとの現地の声がしっかり伝わってきて、背筋が寒くなりました。
    そしてこの本を読み終えた時、ユダヤ人に対しての印象も変化しました。
    より悪化する中東の情勢を知らなければならず、その上での適切な援助ってなんなんでしょう。偏った(主に欧米による)介入は正しいのでしょうか。
    宗教よりもっと根深いものの答えの断片が、この本には含まれています。

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    2015年04月10日
  • パレスチナ 「戦傷外科」の日々 行った、診た、切った

    Posted by ブクログ

    日本で普段目にする報道と、実際現地にいて目にする報道の落差に驚く。だが、そのような中でも人々は陽気で、問題だけでない部分も知ることができる。

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    2011年04月24日

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