■アメリカ心理学の父 ウィリアム・ジェームス
・心が変われば行動が変わる。
・行動が変われば習慣が変わる。
・習慣が変われば人格が変わる。
・人格が変われば運命が変わる。
■自由な時間はなさ過ぎても、あり過ぎても幸せを感じない
自由な時間の「量」ではなく「質」が幸せを決める。そのために、目の前にある時間をいかに「意識的」に過ごせるかがポイントになる。
■ビジネスエリートたちは「フューチャー・プルーフ」即ち、先の見えない将来に翻弄されるのではなく、何が起きても大丈夫な自分を創るために、休暇を「積極的」に取り入れ始めた。彼らは貴重な休日を睡眠に当てたりはしない。最低限の睡眠は確保するものの、疲れを回復し、ストレスを発散するといった「消極的」な使い方をしない。休日を「積極的」に過ごすことでひたすら自身のバージョンアップを図っている。アメリカのビジネスエリートの多くは山で過ごしたり、積極的に自然に触れたりしていることがわかってきた。
■自然の中に身をおいて「人間力」を取り戻す
■ただ休むだけでは「休息」にならない
アメリカでは「ディーププレイ(深い遊び)」が注目されている。
ディーププレイの特徴。
①問題解決に時間を忘れるほど没頭できる
②仕事で使うのと同じようなスキルを違う分野で使う
③仕事以外のことで、仕事で得られるのと同じような報酬がある
④プレイする人の過去と結びついている(例えば、子供の頃習ったバイオリンを大人になってしっかり習い直してみる)
■ダラダラ休むより熱中できる趣味を持つ
■自然に帰り、パワーみなぎる「小さな習慣52」
身体を使う・動かす・癒やす・休める
1 食べすぎたと思ったらプチ断食で胃腸を休めよう。腸内環境は脳の働きにも影響している
2 アメリカのエリートビジネスパーソンに人気の「プレットプルーフ(防弾)・コーヒー」で朝をスタートしてみよう。コーヒーにグラスフェッドバターやMCTオイル又はココナッツオイルを混ぜるだけ。脳の活性化を促すとシリコンバレーのビジネスパーソンの間で評判だ
3 簡単なセルフマッサージの後にゆっくり体操をして身体の声を聴こう。疲れを溜めずに不調に早く気づこう
4 戦闘、サウナで裸の時間をゆっくり持とう
5 毎日5分間で良いので瞑想の時間を作ってみよう。ガイド付きメディテーションを試してみよう
6 目を酷使した後は遠くの緑や山の景色を眺めてみよう
7 アロマ・匂い効果を実感する。洗顔後、好きな匂いのローションを使うことから始めてみよう。元気を出したいとき、リラックスしたいときで香りを使い分けてみよう
8 家でテレビや音楽をつけっぱなしにして過ごさない。スマホは家の中で持ち歩かずに決められた場所に置いておこう
9 部屋の明かりを薄暗くしよう。キャンドルライトで寝る前の時間を過ごす
10 スマホをベッドルームで充電しない。電磁波の影響に気を遣おう
人・動物・草木とつながる
11 動物との触れ合いで癒やされる時間を作ろう
12 乗馬をして、馬とコミュニケーションが取れるか試してみよう
13 バードウォッチングをしながら、小鳥のさえずりに耳を傾けて聞き分けよう
14 仕事と関係のない友人を昼食に誘って、お互いの近況を報告し合おう
15 子供と遊んで自分の中の「子供」を元気づけよう。子供からビギナーズマインドを学ぼう
16 ボードゲームや野外遊びといった昔からの遊びを大切な人と楽しもう
17 大切な人と「ミステリーデート」をしてみよう。行き先は内緒でサプライズさせよう
18 大切な人とマッサージをし合って、心も身体も癒やされよう。優しいタッチにオキシトシンも分泌され、癒やされ、リレーションシップの向上にもなる。手を繋いで歩こう。
自然と遊ぶ
19 ガーデニングで土に触れよう
20 マインドフルに五感を使って、季節の食事を味わおう
21 窓辺でハーブを育てて料理に使ってみよう
22 フィッシングに出かける。釣れたら魚を捌いてみよう
23 川の水、滝のしぶきでマイナスイオンを浴びよう
24 遠くまで出かけられないときは近くの噴水のそばや緑の多い公園で読書しよう
25 野草を摘んで料理してみよう。いちご狩りやりんご狩りに出かけてジャムを作ろう
26 家やオフィスに観葉植物を置こう。5分間植物の前で静かに過ごしてみよう
27 温泉、露天風呂に浸かって自然と一体になろう
28 お弁当を手作りして、ピクニックに出かけよう。芝生に座り、靴を脱いで地球の波動と共振しよう
29 焚き火でアウトドア・クッキングにチャレンジしよう。慣れてきたら火を起こすところから始めよう
30 自転車で遠くまで行ってみよう
31 スキー、スノーボード、スノーシュー、クロスカントリースキーなどで、雪遊びをしよう。雪だるまを作るのも良い
32 ボード、サーフィン、ラフティングのどれかウォータースポーツを体験しよう。自然に流れる小川や池で水遊びするのもよい。
33 第5章で紹介した「ダブルインヘール・ロングエクスヘール呼吸法」で気分を落ち着かせてみよう
34 蛍光灯を使わずに自然光で過ごそう
35 プラスチックをやめて自然な素材のものと交換しよう
36 GPSを使わずに紙の地図を見ながら知らない場所へ行ってみよう。迷いそうになったら直感に頼ってみよう
初心に戻る(ビギナーズマインド)
37 毎朝、太陽の光を浴びよう。乱れがちな生活も「体内時計をリセット」して整えよう
38 出勤途中にマインドフルな歩きを取り入れよう。足が地面から浮く、膝が持ち上がる、足が動いている、重心が移動している、足が地面や床についている、と意識を向けて感じながら歩く
39 持ち物を減らして選択疲労を減らそう
40 DIY日曜大工に励む──自分の手で作る喜びを味わってみよう
41 家計簿をノートにつけてお金の行方を把握しよう。何に出費しているのかに意識を向けよう
42 キャンプに行ってテントに泊まろう。最小限の持ち物であえて不便を楽しもう
オウ(驚き)体験をする
43 ボランティア活動に参加してみよう。誰かのために見返りを期待せずに行動しよう
44 福祉や災害支援などの目的で行われている募金に寄付してみよう
45 朝起きたら感謝することをいっぱいに書き出そう
46 明かりの少ない場所に出かけ、満天の星空を眺める。それが難しければプラネタリウムに出かけよう
47 10〜15分でいいので、オウ体験する散歩に出かけよう
48 一人の時間をスケジュールに入れよう
49 野に咲く花や蜘蛛の巣をスケッチして自然の細かな美しさに気づこう
50 日本庭園で和の美しさに浸ろう
51 お寺で瞑想を体験しよう
52 神社などのパワースポットに出かけて、氣をもらってこよう