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  • 説得力を高めたい人のための法的思考入門
    5.0
    1巻1,500円 (税込)
    DNA鑑定が間違える確率を0.0001%だとした場合、DNAが一致した容疑者は、99.9999%犯人と言えるか? 例えば「公平な分配」が問題になったときに、「ただ数値上正確に半分に分ける」のではなく、「他人をうらやましいと思わずに済む分け方」を追究するのが、法的思考の考え方。さまざまな事例に柔軟に対応し、当事者を説得し、納得してもらえる良い結論を導くための構造化された知識(スキーマ)が「法的思考」。国内外の事件や裁判から各種思考実験、シェイクスピア『ヴェニスの商人』、ドストエフスキー『罪と罰』まで、豊富な例を通じて具体的に考えながら学んでいきましょう。
  • 説得力を高めたい人のための法的思考入門

    Posted by ブクログ

    これは哲学書であり、マイケル・サンデルの白熱教室であり、数学であり、、、

    法学、というと、条文の世界、のように思われがちだが、
    この本を読むと非常に奥が深いものであることがわかる。
    殺人をケーススタディとした分析が多いのはやはり法学的だが、
    ここに「解釈」を挟まないと、とてもじゃないが判断はできない。

    心中と騙して相手だけ自殺させるのは殺人と同じ

    なんて、条文には書けない。解釈を含む三段論法が必須。とか。

    目撃証言の危うさ、、人は見ているようで見ていない。

    何が正義か、、、

    確率論も多数登場する。数学の世界。DNA鑑定×血液型、、人口比、、、
    なかなか簡単には犯人を特定出来ないこと

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    2024年07月05日

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