☆5では足りないくらい、心の底から、この本に出会えて良かった。そう思える本です。
初めに行っておきます。感想めちゃくちゃ長くなります。
ぐちゃぐちゃになりそうなので先に、私が特に心に響いた話を書いておきます。
『小さい頃の私が泣いてるよ。あなたが昔のあなたを認めてあげないなら、誰が昔のあなたを認めてあげるの?』
『学生時代に経験した、頑張れば達成出来て欲しいものが手に入るっていう成功体験が、今とても役に立っている』
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私はRちゃんのファンではありませんでした。
でも存在は知っていて、そのときのイメージは「メンタルが強い美人YouTuber」。
偶然本屋さんでこの本を見つけて、メンタルが強くて成功している人はどんな人なんだろう(皮肉ではありません)、と興味を持ち手に取りました。
第1章は、「Rちゃんなりの人との付き合い方」について書かれていました。
「『全部自分に原因がある』と考えたら人間関係が楽になった」という文を見たときは驚きました!確かに自分に非がある時もあるけれど、人間関係で上手くいかないこと全部が自分のせいだなんて、私は考えたことありませんでした。しかし、Rちゃん曰く
・交流が上手くいくのが嬉しい
・合わない人をRPGの新キャラに捉え、攻略しようと思える
とのことで、なるほどなぁと思いました。終わり良ければ全て良し、と捉えて良いのか分かりませんが、最終的に仲良くなれるのは確かに素晴らしいことだな…と思いました。
合わない人、自分を嫌いな人はシャットアウトすればいい、ぐらいの考えをしていた私に、新しい発想をくれました。
続いて恋愛について書かれていました。
元々、Rちゃんの恋愛で起きた大まかなことはネットニュースとご本人のYouTubeで知っていました。
この本でも、お相手に対して大きな気持ちがあることが伝わりました。憎んだこともあるとチラッと書かれていしましたが、ほとんどは相手への感謝・応援などポジティブなこと。
ネットで見ただけの時は、世間の人達と同じ感想でした。「すごいハマっちゃってるけど…大丈夫?一応、被害にあったはあったんだよね?」と心配でした。
正直、その心配は私の中で消えてはいません!ごめんRちゃん!
でも、「お別れしても感謝・応援ができるほど大好きだったんだな」「本人にしか分からない、とてつもなく楽しい思い出があったんだろうな」と思わされました。
タイトルにもある通り、私たちは死ぬことが決まっているので、大恋愛をしたっていいじゃないか…という思いにもなりました。
巨額を貢いでいたとはいえ、Rちゃんは自分のお金で、悪いことをしたわけではなく、幸せだと思ってやっていた(もし違っていたらすみません)。なら、OKなのでは…と言い切ることまではできません!笑
ただ、お相手を批判するならまだしもRちゃんを否定しすぎるのはどうなのかな?と思いました。
あともう一つ思ったことが、Rちゃんは絶対体の相性を確かめてから付き合いたいタイプとのことですが、それが少し変わった男性を招いてしまうのでは…とも思いました。
ですが本人が楽しむ恋愛ですから、他人である私たちが口を挟みすぎるのもあれなのかな、なんて!笑
3章はコンプレックスについて。
Rちゃんの整形についても書かれていました。
私はこの章を読むまで、Rちゃん含め、整形で成功している人に偏見を持っていました。
その偏見というのは、
「整形で成功している人は、他の人に『整形したいんだけど、リスクがあって怖いから迷ってるんだよね』と相談を受けたら、やりなやりな!と勢いよく勧めるんじゃないか」というものです。
理由は二つあります。
①ちょっと気になるコンプレックスを治したくて、リスクを考えずに、整形に軽く手を出していると思っていたから。
②自分が成功・満足しているものは他人に勧めたくなることがあるから。
私は整形の知識が全くない上に、そんなことを思っていました。でも違いました。
Rちゃんは整形を迷っている人に対し、「命の意味でも、今後の意味でもリスクがあるから、迷っているならやらなくていい。多分耐えられないよ」と声を掛けていました。
彼女は昔から、誹謗中傷などで心の底から自分の容姿に悩んでいたそうです。整形のリスクも重々承知していたけれど、自分を変えたいという思いが勝ち整形したらしいです。強い意志を感じました。
強い意志を持って挑み、成功した人の助言は、とても心強いと思います。
最後の章は、夢と将来について。
夢を叶える資金を集めるため、あらゆる働き方で資金を集めたと書かれていました。多分風俗と言っていいと思うのですが、正直、整形と同じくこの働き方にも偏見を持っていました。しかしRちゃんのように、早期の夢実現のためにはそれが選択肢にあった人もいるのかと、驚きました。
何事も偏見を持つのは良くないですね、改めようと思いました。
やはり、表ではキラキラしてても、その分裏ではとてつもない苦労があるんだなと感じました。そこまで頑張れる熱量が、皮肉とかではなく、すごい。私は人生でそこまで頑張れたことないです。パッと夢見ても、すぐ別の夢に変わるとか、諦めちゃうとか、そんな感じです。
でもこんなことを言ってる私にも、Rちゃんはきっと優しく声をかけてくれると思います。
彼女の強くて優しい性格・考えが見えました。これから先、順調な時も困難な時も、彼女の本を読みたいと思います。
Rちゃんありがとう!!これからも貴方の夢を見させて、そして応援させてください!!