作品一覧

  • 遺伝子検査のモラル
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    遺伝子検査とはどういうもので、何がわかって何がわからないのか。 具体的な問いで社会的・倫理的な問題として考えてみよう。 臨床遺伝専門医がやさしく導く。 医療者を介さずネットでも簡単に注文でき、安価になった遺伝子検査。 遺伝性がん遺伝子検査、出生前検査、体質検査等の遺伝子検査が一般に急速に普及しているが、受ける人のリテラシーは不十分である場合も多く、混乱したり、結果を受け止めきれないケースも多い。一般の人がいだきやすい疑問点や具体的なケースを想定しながら当事者となった場合の考える力をつける本。話題は、ゲノム編集、クローン人間、デザイナーベイビーまで! 【目次】 抜粋 1章  出生前診断、受けますか? 2章  発症前診断、受けますか? 3章  どこでも買える遺伝学的検査 4章  多因子疾患 5章  がんゲノム医療 6章  エピジェネティックス 7章  ゲノム薬理学とHLA検査 8章  全ゲノム検査と常染色体優性遺伝疾患未発症者診断 9章  全ゲノム検査と保因者(キャリア)診断、出生前診断、着床前診断に関して 10章 より深くなる遺伝の光と闇:優生思想、ゲノム編集、クローン、デザイナーベビー

ユーザーレビュー

  • 遺伝子検査のモラル

    Posted by ブクログ

    タイトルと表紙からは難しそうなカタい本という印象をうけるが、とてもわかりやすく読みやすい本

    医師と遺伝カウンセラーよる共著である。
    遺伝、遺伝子というものに少しでも関心あるいは知識がある人であれば、読むと得るものがあるだろう。

    市販の遺伝子検査(DTC)や医療的な遺伝学的検査について、その実際とメリットデメリット、限界が、冷静で偏りのない視点で記載されている。
    また三毛猫とエピゲノム、フェロー諸島の94%の住民は1人の牧師の血族、などの話題から、ゲノム編集、クローン、デザイナーベイビー、優性思想など倫理的な話題も扱っている。

    医療現場で行われる遺伝学的検査である発症前診断、出生前診断の実

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    2023年06月25日

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