作品一覧

  • 色の秘めたる歴史 75色の物語
    4.0
    1巻2,530円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 欧米のベストセラーで読む、色が変えた歴史の物語 フェルメールの贋作を露見させたコバルト・ブルー、パンクの同義語になった蛍光ピンク、軍事戦略を変えたカーキ、多様性にともない色域の幅を広げたヌード・カラー……。本書は、アートやファッション、流行色などの文化史から、化学や政治的なトピックまで幅広く取り上げ、欧米でベストセラーとなり、20言語で翻訳された色彩エッセイです。 待望の日本語版は、豊富な図版を加えた特別編集で、より読みやすくなっています。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 著:カシア・セントクレア 著者プロフィール:作家(イギリスの40歳以下のベストセラー歴史作家の1人)、エッセイスト。『エコノミスト』誌「著書と芸術」部門の元編集アシスタント。本書のもととなった『エル・デコレーション』誌のコラムをはじめ、多数のファッションやインテリア雑誌で色彩関連の連載を持ち、欧米のさまざまな美術館で講演を行う。 訳:木村高子 訳者プロフィール:英語・仏語翻訳家。フランス・ストラスブール大学歴史学部卒業、早稲田大学大学院文学研究科史学(考古学)専攻修士課程修了。スロヴェニア在住。訳書に『科学でアートを見てみたら』(原書房)、『色――世界の染料・顔料・画材』(共訳、マール社)、『グランゼコールの教科書』(共訳、プレジデント社)ほか。

ユーザーレビュー

  • 色の秘めたる歴史 75色の物語

    Posted by ブクログ

    借りたもの。
    洗練された色の雑学本。
    アートやファッション、流行色などの文化史から、化学や政治的なトピックまで、文字通り、多彩な話が掲載。
    デザイン配色について解説した本とは異なる、読み物として楽しめる、魅力的な一冊。
    色に関する発見と活用の歴史や、科学的な解説も、口語体で書かれているので、正に物語を読んでいるような本。
    『エル・デコレーション(“ELLE DECORATION”)』誌の色に関するコラムをまとめたもの。

    色の数は無限大だが、それを大まかに10色のカテゴリーに分け、75色を解説。
    日本でメジャーな、虹の色が7色であるという定義について。注釈で言及されている事だが、ニュートンが提

    0
    2024年09月11日
  • 色の秘めたる歴史 75色の物語

    Posted by ブクログ

    75種類の色にまつわる興味深いエピソードを、挿入された豊富な絵画や衣装、写真を見て、例えば、ゴッホの星月夜、ピカソの青の時代や北斎の神奈川沖浪裏の青はプルシアンブルーが使われているんだとか、ゴッホのひまわりの花弁のクロムイエローは経年変化で黒ずんでしまったんだとか合点しながら楽しく読みました。
    Nude :ミシェル・オバマがクリーム色のドレスを着用した時、マスメディアはこのドレスの色を「肌色 (flesh coloured またはnude)」と報道した。これに対し「肌色? 誰にとっての? ”Nude? For whom?”」という非難がおきる。
    Blue : 1893年の『ニューヨーク・タイム

    0
    2024年06月10日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!