作品一覧

  • わたしのぞうさん
    -
    1巻2,200円 (税込)
    かくれんぼ、お料理、お絵かき、動物園にぞうを見に行ったこと……。目の見えない女の子の豊かな日常をえがく。国際児童図書評議会(IBBY)バリアフリー児童図書選定作品。 目の見えない女の子が、自身の日常について語る。かくれんぼが大好きなこと、ママとおいしいケーキを作ったこと、お絵かき教室でほめられたこと、動物園にぞうを見に行ったこと……。 計14編の短いエピソードから、盲目の少女の生きる豊かな世界と、彼女を見守るあたたかな家族の姿が浮かび上がる。目の見えない人がどのように「見る」のかについて、新鮮な発見をもたらしてくれる絵本。 IBBY(国際児童図書評議会)バリアフリー児童図書選定作品。 【目次】 1.かくれんぼ 2.はくぶつかん 3.おりょうり 4.おきゃくさん 5.めっちゃくちゃ 6.おそうじ 7.こもりうた 8.おかいもの 9.おえかき 10.くも 11.とつぜん… 12.どうぶつえん 13.ぞうのゆめ 14.パーシカ 【著者】 アンナ・アニーシモヴァ 1983年、ロシアのイルクーツク州生まれ。ノヴォシビルスク大学ジャーナリズム学科で学んだ後に児童作家になる。2014年に『幼稚園の船長さんたち』でマルシャーク賞を受賞。ディアナ・ラプシナーの挿絵で2013年に出版された『わたしのぞうさん』の旧版は、国際児童図書評議会(IBBY)バリアフリー児童図書に選定された。現在、フィンランド在住。日本での出版は本書が初めて。 ユーリヤ・シードネヴァ 1987年、ロシアのモスクワ生まれ。モスクワ印刷芸術大学で学ぶ。画家、イラストレーターとして多数の児童書にイラストを描くかたわら、出版社の美術ディレクターなどとしても活躍。2022年には、ボローニャ国際絵本原画展でファイナリストに選出された。現在、モスクワ在住。日本での出版は本書が初めて。 藤原潤子 神戸市外国語大学准教授、かけはし出版代表。ロシアをフィールドとして文化人類学研究を行いつつ、絵本などの翻訳にもたずさわる。著書に『呪われたナターシャ:現代ロシアにおける呪術の民族誌』(人文書院、2010年)、訳書にコンスタンチン・ザテューポ作『ぼくのとってもふつうのおうち:「ふつう」のくらしをうばわれたなんみんのはなし』(かけはし出版、2023年)など。
  • ぼくのとってもふつうのおうち 「ふつう」のくらしをうばわれたなんみんのはなし
    -
    1巻1,980円 (税込)
    ウクライナ難民との交流から生まれた絵本。2024年度ボローニャ国際絵本原画展ファイナリスト選出作品 もしもある日突然、慣れ親しんだ日常生活のすべてを奪われ、難民になってしまったら? 思いがけずそんな状況に置かれた子どもたちの、決してかなわぬ夢を描く切ない物語。世界各地で戦争が続く今、絵本で戦争と平和について考えてみませんか? 難民への深い共感にあふれた名作。 【目次】 【著者】 コンスタンチン・ザテューポ 1978年モスクワ生まれ。モスクワ印刷美術大学で学んだ後に、ベルリンのヴァイセンゼー美術大学でビジュアル・コミュニケーションを学ぶ。現在、ベルリンで絵本作家、イラストレーター、グラフィック・ノベル作家として活躍中。2019 年から アート・プロジェクトの一環として、難民支援団体とのコラボレーションを行っている。2022年のロシア軍によるウクライナ侵攻開始後は、アートイベントや学校、路上で、家を追われた子どもたちと日常的に交流している。日本での出版は本書が初めて。 藤原潤子 神戸市外国語大学准教授、かけはし出版代表。ロシアをフィールドとして文化人類学研究を行いつつ、絵本などの翻訳にもたずさわる。著書に『呪われたナターシャ:現代ロシアにおける呪術の民族誌』(人文書院、2010年)、『シベリア:温暖化する極北の水環境と社会』(共編著、京都大学出版会、2015年)、訳書にアンドレイ・ウサチョフ作、イーゴリ・オレイニコフ絵『まほうの木』(東洋書店新社、2020年)、アントン・ロマーエフ作『パパかいぞくのこもりうた』(成山堂書店、2022年)など。

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!