クラーク志織の作品一覧
「クラーク志織」の「ロンドンの片隅で、この世界のモヤモヤに日々クエスチョンしているよ。」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「クラーク志織」の「ロンドンの片隅で、この世界のモヤモヤに日々クエスチョンしているよ。」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
第一章フェミニストの話から、「わからない」というか、「知ってるけど結局一言で表すとどういうこと?」みたいな単語に敏感に反応しまくって(そもそも「フェミニズム」すらちゃんと説明できるか怪しかった)調べ物をしながら読み進めた。
でも同時に「自分はなんてこういった考え方と無縁な生き方をしてきたのだろう」と気づきもした。著者の経験が自分と全く無縁な話だったらまだしも、なんとほとんどのことが自分自身も含め身の回りで経験したことではないか。
わたしはどうしても「世の中変な人て多いから…仕方ないよね」で済ませていたことは全部全部「みんなで怒っていい問題」だということに気がつけた。
私はまだ20代で、出身が田
Posted by ブクログ
日本人とイギリス人の両親を持つ日本生まれイギリス在住のイラストレーターが、
日本で、イギリスで受けてきた「差別」との向き合い方を綴ったエッセイ。
あえて日本とイギリスのハーフ、と書かなかったのは、これも一つの差別だから。
ミックス、と本人書いていたが、これもねえ。。
日本にいても、イギリスにいても、その見た目でいろいろなことを言われる。
廻りとしては、特に白人系には「うらやましい」という気持ちで接している我々日本人だが、
彼女にしたら、同じ日本人なのになんでうらやましがられるのよ、ということになる。
難しい。
女性としての差別は日本の方がはっきりある、と。イギリスはそのあたりはだいぶ進ん
Posted by ブクログ
半年間のイギリス滞在を経験したことによって、私にとってのイギリスはわずかに身近なものになった。実際の暮らしや気候はそこまで私にマッチしたわけではないけど、教育やプロテスト、共生社会など、リスペクトできる部分がたくさんある。
フェミニズムに出会ってから、これまでのはて?への根源を知れたことで、答えがあるという楽を感じた反面、この問題は根深いという現実に打ちのめされた。日々、目を光らせておくことが大切。
それと同時に、最近は、自分の特権についても考えている。ありがたいことに、多くのことを不自由なくさせてもらい、大人になった。うまく言えないけど、今度は自分の特権を振りかざしているかも知れないことを