作品一覧 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 この三日月の夜に 4.0 エッセイ・紀行 / エッセイ 1巻1,705円 (税込) ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ファッションの街・パリでコレクション・モデルとしてデビューし、一シーズンに十数件のショーを掛け持ちするなど、文字通りのトップモデルとして活躍した山口小夜子。 モデル・俳優の冨永愛は、もっと尊敬する存在と公言する。 マツコ・デラックスは美の化身と絶賛。 亡くなって15年以上が経つが、いまも多くの女性がそのファッションやメイクに憧れ、模倣する。東京都現代美術館の「山口小夜子 未来を着る人」展覧会(2015年)には5万6000人もの人が来場した。 山口小夜子は、印象的な言葉を数多く残した人でもあった。 「10代は今でいう、引きこもり気味の少女。20代は仕事をしているものの、先が見えないことのつらさで落ち込むこともよくあった。 ダウンしたときは街に出て、様々な本や美術、映画や絵画、音楽などに助けられた。 そして同じ思い、同じ感性の人たちと出会い、人前に出て恥もかいて、そこからさらに何かができるようになって、どんどん楽しくなっていった。薄紙を1枚1枚はぐように、ページを1枚ずつめくるように、少しずつ自由になっていったの」 「着るという意識さえあれば、何でも着ることができるだろうと思っているんですよ。空気も今着ているかも知れないし、水も着ることができるかも知れないし、着るという観点ですべてを見ていけば、私たちはすべてを着ているのかも知れない。この今私たちがいる空間も、そうかも知れないですよね。それは意識の問題ですよね」 「なにか意図的なものを排除する。自分をなくす――そこから入ることが、一番、本質に触れることなんじゃないかなと思います。 地球をとりまくエネルギーとか、人の心とか、気とか風とか、すべていまここの現実にあるもの、それが、ひとつに融合すること。そういうことが最終的に形に、私なりの答えとして形になればいいなと思って」 横須賀功光氏の残した圧倒的に美しい写真と、山口小夜子の「天につながる」言葉でつむぐ、唯一無二の本。 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 山口小夜子の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> この三日月の夜に エッセイ・紀行 / エッセイ 4.0 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 山口小夜子さんの人物像を知ることが出来てよかった 芸術に秀でる人の感性の強さを感じる 乗っている写真も美しい 0 2025年02月10日 この三日月の夜に エッセイ・紀行 / エッセイ 4.0 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ ファッションを学ぶ者としてとても心に刺さる言葉がたくさんあった。 山口小夜子さんのような生き方や考え方をしたいとは思わないけれど、日本人らしい見た目の魅力とは違う人間としての魅力に溢れた作品 羨ましいだとかそんな感情ではない、なんだろう、 0 2024年11月15日 この三日月の夜に エッセイ・紀行 / エッセイ 4.0 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 魅力学、未来を着る人•••等々昔からのファンで、 新しい何かが書籍になったのかな、と思いましたが 所謂小夜子さんの語録集と言ったところです。横須賀さんの写真は素晴らしいのです。勿論小夜子さんが、です。ただ 思い付いた時に ちょっと開いてみる感じですかね。駱駝館とのパフォーマンスDVDとか再発しないですかね。 0 2024年06月30日