ユーザーレビュー ヒストリカル・ブランディング 脱コモディティ化の地域ブランド論 久保健治 <目次> はじめに コモディティ化が進む世界 第1部 観光によるヒストリカル・ブランディング 第1章 保存vs開発を超える~北海道小樽市 第2章 無形価値を可視化する~千葉県佐原の大祭 第3章 ヒストリカル・ブランディングの理論~観光による地域ブランディング 第2部 商品開発による...続きを読む地域ブランディング 第4章 地場産業のブランド化~千葉県横芝光町の大木式ソーセージ 第5章 ファンコミュニティによるブランディング~熊本県菊池市の菊池一族 第6章 ヒストリカル・ブランディングの理論~商品開発による地域ブランディング 第7章 ヒストリカル・ブランディングの持つ可能性~イノベーションを起こす歴史活用 <内容> ちょっとマーケティング理論に引っ張られているが、余り役に立たなそうな「歴史」を、地域の活性化につなぎ、観光の可能性を高めようとする試みの事例を並べながら、「ヒストリカル・ブランディング」という言葉でまとめたもの。歴史は地域それぞれなので、「コモディティ化」(一般化・陳腐化)しないという発想から生まれている。 自分の趣味の銅像を、地域活性化に活用したいという発想も、この考え方につながるかもしれない… Posted by ブクログ 久保健治のレビューをもっと見る