アンドレイ・タルコフスキーの作品一覧
「アンドレイ・タルコフスキー」の「映像のポエジア ──刻印された時間」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「アンドレイ・タルコフスキー」の「映像のポエジア ──刻印された時間」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「身近な人の愛に、つまり身近な人々が自分に与えてくれたものにたいして、何によっても報いることができないと考えている人の苦悩について、語りたかったのだ。」
ソ連の映画監督、アンドレイ・タルコフスキーの自伝。
上の引用は、映画『鏡』の制作動機について語られた言葉だ。
彼の映画を観て、この本を読み、映像などで人となりを見て感じるのは、これほど優しい人を自分は他に見たことが無い、ということだ。
このような人がこの世に存在する(した)と知ることは感動的な体験だ。
唯一無二の人格であり、彼から、芸術としての映画の偉大さを感じる。
本著は、タルコフスキー監督の自伝として、制作動機、映画監督の仕事の技術
Posted by ブクログ
こんなことを言うと、自分がかえって低く評価されてしまいそうで嫌なのだが、本書の文章ははっきり言って難しい。レビューが異常に高く、評判もいいから読み始めたし、私もみんなのように「この部分がよかった」と議論に参加したかったのだが、正直に言うと、良い部分と好きではない部分があった。
タルコフスキーが異常な文学愛好家であり、周囲を若干馬鹿にしている感じが隠しきれていない。彼が母親から幼少期に『戦争と平和』を読ませられて、そんな幼少期を過ごしたのもあって、三文文学なんて読めたもんじゃないと言った趣旨のことを書いている。これについて不快感を覚えた。私も普段、純文学を読む方が多いし、好きであるが、あたかも