ウィル・カーヴァーの作品一覧

「ウィル・カーヴァー」の「神は俺たちの隣に」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 神は俺たちの隣に
    4.0
    1巻1,485円 (税込)
    クリス・ウィタカー絶賛!(『われら闇より天を見る』著者) 「途方もなくユニークで、スタイリッシュで、腹黒くて、心に響く」 イギリスが放つサスペンスの鬼才 ウィル・カーヴァーがついに初登場。 ロンドンの地下鉄でひとり自問を続けるテロリスト。 私は神か? 俺は死んだのか? この電車を爆破するのか? 挑発的な筆致で描かれる奇想天外サスペンス! ロンドン地下鉄サークル線で来る日も来る日も爆破のタイミングを待つ自爆テロリスト(?)は、自問への答えを待ちつづけていた。私は神か? 俺は死んだのか? この電車を爆破するのか? そこに乗り合わせるのは5人の男女。人生に幻滅していた看護師、健脚を失ったアスリート、脚本家志望の男、自殺を試みた老人、脳腫瘍の疑いを抱えた多重人格者……別々の人生が一つの車両で交錯したとき、運命は彼らになにをもたらすのか? この結末、予測不能。 犯罪小説界でも最高に抗しがたい独創的な魅力を持つ一人 ――アレックス・ノース(『囁き男』) 今年出版されたなかでもっとも斬新な犯罪小説 ――インディペンデント紙
  • 神は俺たちの隣に

    Posted by ブクログ

    「これは原因と結果の、地球上のすべてのもの、すべての人の相互のつながりについての物語だ。共感と理解、相手に耳を傾けること、正しい問いかけをすることについての。」

    帯や裏表紙のあらすじには「サスペンス」、帯裏のコメントには「犯罪小説」という言葉が使われていて、それも目当てで手に取った扶桑社文庫の一冊。
    サスペンスで不安や緊張感に脅かされ取り戻そうとするのは平穏だと思っていた生活で、犯罪小説で解決しようとするのは事件や問題と同時に、というかそれ以上に自らの人生なのだけれど、もし、その物語の語り手が「神?」なのだとしたら、あるいはそう書こうとしたなら、そこで取り戻そう(やりなおそう)と、解決しよう

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    2024年12月17日

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