マシュー・ウィリアムズの作品一覧
「マシュー・ウィリアムズ」の「憎悪の科学 偏見が暴力に変わるとき」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「マシュー・ウィリアムズ」の「憎悪の科学 偏見が暴力に変わるとき」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「憎悪の科学」読んだ kawade.co.jp/sp/isbn/978430… 誰もが持つ嫌いという感情が、強い憎しみに変わったりさらにある人は暴力や殺人を起こすのは何故なのか、一線を越えるきっかけは何か、越えない人との違いは何か、脳科学にフォーカスして論じててすごくおもしろい(つづく
性犯罪者のように脳の先天的な特徴が原因かと思いきや、後天的つまり生育環境とか成長過程で決定的な体験を重ねてするとか、トラウマの共有による強い帰属意識(信仰心も)とかによって脳反応が次第にカスタムされていく、というのが驚き。事例がどれも陰惨でしこも実例なのでものすごい疲れながら読んだ
Posted by ブクログ
著者は英国カーディフ大学の犯罪学教授。
同性愛者でもあり、そのことで暴行をされたことをきっかけに研究者の道を目指す。
研究の結論が、憎悪の根底には偏見があるということ。
偏見は全員にあるけど、行動にする人しない人の違いとは?
偏見はどんな時に憎悪に変わるのか?
を探る憎しみの科学。
憎しみを持った個人が集団になると、私たちvs彼らという対立を作り出す。
集団になると没個性化といった個人と集団の壁が曖昧になる現象が起きる。
そのため、群集心理として個人の責任が希薄化する。
集団は怒り、怖れ、屈辱、恥、共感の欠如といったネガティブな感情も助長する。
最終形態には相手の絶滅があり、ナチスドイ
Posted by ブクログ
人の「憎悪」の理由や根源を探る本。内集団、外集団という概念から、本能的に味方を守ろうとする故の「憎悪」。"狭隘な正義”である。これを言語化すると、本書の区分では<使命的憎悪者・報復的憎悪者・防御的憎悪者>となる。これとは全く異質なものとして<スリルを求める犯罪者>という存在も。
こういう整理は秀逸だが、憎悪が暴発した事例についての記載も本書は優れている。優れてはいるが・・胸クソだ。黒人が黒人だという理由だけで、暴力に見舞われるような事例、黒人に限らずに複数のケースが紹介される。最悪なのは、被害者を救うべき警察が暴力に加担するケースだ。
なぜ、そんな事が起こるのか。それを解明する幾