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  • 台湾および落語の!
    4.0
    1巻2,530円 (税込)
    日本台湾落語競演 往来始末、東西東西! 台湾と日本を行きつ戻りつ、足とスケボーを興じ分けつ、そんなササキの日常に浮かび上がる落語家志望のかつての台湾人学生。病み上がりの師匠が「台湾語落語」を完成させれば、消えた学生求めて物語が動き始める。学生は何故に消え、何故そこにいるのか。聞こえてきたのは台湾地方選挙の盛り上がり。さあ、師弟の二人会は実現するのか?ドタバタでもありながら歴史を汲んで大まじめ。台湾(語も)、落語、スケボー、これら全部、日本文学にブチ込む!

ユーザーレビュー

  • 台湾および落語の!

    Posted by ブクログ

    台湾に住んだことがある日本人の日本語教師と、とあるきっかけで落語家が台湾に行って台湾語で落語をする話。

    前半まではスケボー、台湾の嘉義の話、周りの知人など色んな描写があり方向性が分からなかったが、中盤からようやく本筋が定まってきた。まさに落語のような雰囲気。

    台湾に関する描写は、嘉義や雲林という地方都市に焦点を当てていること、台湾語、台湾人彼女の性格、現地の風景や文化など、小ネタが多く台湾人としては共感しながら読めた。

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    2023年07月23日

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