神瀬知巳の作品一覧
「神瀬知巳」の「淫らな新居【嫁の母、嫁の妹】」「二つの初体験 熟義母と若叔母」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「神瀬知巳」の「淫らな新居【嫁の母、嫁の妹】」「二つの初体験 熟義母と若叔母」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
2005年『二つの初体験 熟義母と若叔母』でデビュー。作品に『若妻女教師と新人女教師』、『ふたり暮らし(義母と甘えん坊な僕)』、『別荘でふたりきり』などがある。芸術家で官能小説家。
誘惑の天才による完全試合
このレビューはできれば買って一度読んだ人に目を通してほしいやつです。
他のかたのレビューも拝見して言いたいことは分かるんですが、神瀬知巳という化け物が書いた作品であると考えるなら、叔母もまた重要な意味を持つヒロインだと言えます。(フランス書院は叔母が結構出てくるというお約束の部分もありますが)
この作品はフランス書院さんの二大流派でいうところの、誘惑もの(ヒロイン主導で主人公が誘われる作品)にあたる作品です。
この神瀬知巳という作家さんはかなり緻密に設定や背景を作るかたで、ヒロインごとの性知識の度合い等にも一人一人細かな差異が明確に存在しています。このことを前提として二度、三度と読み直し
やっぱり「1対1」が一番!!!
2022年10月読了。
帯にある通り、これは傑作です!元々筆力には定評のある著者ですが、ここまで書けていれば素晴らしいです。
最近は、主人公一人に対して、対象となる女性がやたらと多い傾向が有りますが、それぞれのキャラクター造形や「そういう関係」に成ってしまう理由等、読んでいて「いくら何でもそんな不自然な…」と読んでいてシラケてしまうことが多い中、主人公と義母の「1対1」に拘って、ここまで書き込めていれば「フィクションの中のリアリティ」が段違いに成ります。
但し、敢えてケチを付けるとすれば、このストーリーなら「実母」でも不自然さは無かったのでは?と云うこと。
官能小説に於いて
タイトルとはちょっと違う…。
この作品は「淫らな新居【嫁の母、嫁の妹】」の続編です。
前作から先に読むことを推奨します。
前作をベタ褒めしてしまった手前、こちらもレビューしない訳にもいかないので記します。
重複しますが、本書は前作の続き(正確には一週間後)の物語であり、新たな展開がドンドン…という感じよりもむしろ「後日譚」といった趣きで話は進みます。
三人の女性が出てきますが、比重としては嫁の母(=義母)が一番メインであるのは、前作と同様です。ただ、前作で比較的触れられる頁が少なかった残りの二人(嫁と嫁の妹)について、今作の1~2章でしっかりと補完する形に成っているので、この作品タイトルとは印象が異なり
新分野開拓の名作、ここに誕生!
2021年8月読了。
この作品が既存の官能小説と比べて、優れている点は色々と有る。以下思い付くまま挙げてみる。
著者の物語への目配りの確かさのお陰で、登場人物が誰一人として(心身共に)傷付いたりヒドい目に遭わされたりしない事(回想シーンの出来事を除く)。
それ自体は左程珍しくないが、妄想的な「都合の良すぎるエロ話」とは歴然と異なる印象を与え、読後感も爽やかだ。
又、物語の背景設定やプロットに於いて「マンガ的なブッ飛び設定」や「何でもアリ展開」を排し、純粋な官能シーンに重きを置いた点にも好感を持った。
それから、三人の女性それぞれの性格や心情、思考回路についても細かな設定が