中野怜奈の作品一覧
「中野怜奈」の「小学館世界J文学館 くらやみがこわいちびふくろう」「森のユキヒョウ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「中野怜奈」の「小学館世界J文学館 くらやみがこわいちびふくろう」「森のユキヒョウ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
昨今森から出てきた熊で日本中は騒然としている。しかし本編では、なんとデパートでユキヒョウが売っている。嘘か真か定かではないが、家族へのプレゼントにユキヒョウを買っていった男性の気まぐれが、とんでもない事件の発端となる。というか、そもそも自分が世話をしたこともない動物を、安易にプレゼントに選びすぎでは。そうは言っても、選ばないと物語自体が始まらない。とはいえ、野生の動物は、言葉が通じないので、簡単に飼い馴らせない。飴と鞭で飼い馴らす他ないが、デパートで売られている猛獣系の動物に、そんな理想的な教育者がいるとは思えない。当然野生が抜けないユキヒョウは家の中で騒ぎを起こし、皆が予測した結果に繋がる
Posted by ブクログ
吃音のあるマギーは、学校になじめず、訓練施設への入所におびえる日々。
人間以外の、ネズミや鳩、カタツムリやダンゴムシとは、普通に話せるのに・・・
母のはからいで、コンウォールの祖父の元へ預けられ、
太古からのオークの森で、ユキヒョウと出会う。
マギーとユキヒョウとそれぞれの思いが交互に繰り返され、息をもつけない面白さ。
言葉を介さず、心通じていく二人。
一方で、大切なことは言葉にしないと伝えられないこともあると、
マギーは勇気を振り絞る。
1963年のコンウォールの田舎町を舞台に、戦争の傷跡や
自然破壊、銅採掘による中毒など、さまざまな問題を織り込みながら
破綻していないところがすごい。
Posted by ブクログ
1963年のロンドン、吃音に悩まされるマギーは誰にも理解されず、転校を繰り返している。クラスメイトにも教師にも父親にも理解されず、コーンウォール地方に住む医師の祖父のもとへ送られる。そこで、罠にかかったユキヒョウと出会う。ユキヒョウは、ペットとして飼われていたのだが、その家から逃げ出して森へ逃げ込んでいたのだ。自力で罠を外し、森にこっそりエサを運ぶマギーだったが…。
その頃は、デパートでユキヒョウのような野生動物を売っていたとか、吃音に対する理解が薄かったとか、いろいろ驚いた。
寛大な祖父の対応と、ユキヒョウを助けたいマギーの気持ちが、吃音克服のきっかけとなっていく。