作品一覧

  • 手をつなげば、あたたかい。
    4.7
    1巻990円 (税込)
    どうして、自然は何もかもうまくいくようにできているんだろう。どうして、うれしいことと悲しいことがあるのだろう。どうして、誰かの痛みを自分の痛みのように感じてしまうのだろう……。「どうして? どうして?」と聞いて回るので、小さい頃のあだ名は「どうしてちゃん」だったという著者。25年に渡る教師生活で、学校の子どもたちから教えられたこと。歴史に学んだ人間の悲しさと強さ。また、脳出血で倒れた友人、宮田俊也さんの奇跡的な回復を通して知った、人間の持つ無限の可能性。こうした日々の出来事から著者が感じ取った「宇宙の理」を、優しい言葉で綴るエッセイです。 【目次より】 1章 あなたが痛いと、私も痛い 2章 心の目を合わせ、心の耳をすませる 3章 本当はみんな、幸せ 4章 あなたがいるから、うれしい 5章 優しいことは強いこと

ユーザーレビュー

  • 手をつなげば、あたたかい。

    Posted by ブクログ

    今まで読んできた本のように科学的なことや学問的な本という感じではないが、本当に確かにそうなんだと思わせてくれる、不思議な本です。
    頭にというより、心に直接響いて、
    自分の価値観を変えられる、また再確認させてくれる本。
    自分の命、地球上の全ての命、宇宙についても考えさせられました。
    また、「個性」と「共通」が両方同時に成り立つことも
    よく理解出来ました。
    本書で紹介されていた、「命の暗号」という本に興味が出たので
    そちらも読みたい。
    中でも、著者の山元加津子さんの「宇宙(そら)の約束」という詩にとても感動しました。
    「宇宙の約束」

    自分の身体のその奥に
    確かに確かに座っている
    大きな宇宙の

    0
    2017年08月26日
  • 手をつなげば、あたたかい。

    Posted by ブクログ

    今 全ての不安を抱えている人に 出会って欲しい本です。ジャンル的には“教育”とか“スピリチュアル”に分けられてしまうのが勿体無い!自分と自分に繋がる人や物事、生き物や自然までがいとおしく感じる本です。般若心経の内容で、涙してしまうとは、思いませんでした…

    0
    2013年02月11日
  • 手をつなげば、あたたかい。

    Posted by ブクログ

    特別支援学校に山元加津子先生の最新刊

    小さいころからぼんやりと考え事をしているかっこちゃんは、
    いつもどうして、どうしてって周りがにきくので
    「どうしてちゃん」ってあだ名がついたようです。

    そんなどうしてちゃんがいろいろな経験から分かったことが
    書かれてます。「なぜ、相手の痛みを自分の痛みとして
    感じるのだろう」等

    特に興味深かったのは自閉症の子供たちのジャンプを
    したり、身体をゆらしたりする繰り返しの行動が
    世界的な祈りの儀式に似ているという部分でした。

    繰り返しの行動は原始脳が関わっているそうですが
    在る意味、人間が本能として持っている自然な行動なのかも
    しれないなと思いました。

    0
    2011年11月06日

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