作品一覧

  • 点 きみとぼくはここにいる
    4.3
    1巻1,595円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ひとり ひとり みんなで つくる世界は きっと 息をのむほど 美しいのだから。」(訳者 内田也哉子 あとがきより) *** ●「やぁ、ぼくは点だよ! ここには友だちもいて 食べ物も 楽しいこともいっぱいある」 ○「こんにちは、わたしは点です。ここには住むところも 食べるものも 楽しむことも ありません」 それぞれの環境が異なる、黒い点と白い点。 救いの手を差し伸べ、ともに生きることはできるのか? 点というモチーフを用いて、難しい移民難民問題について、お子さんが直感的に理解し考えることを促す翻訳絵本。 貧困や差別、人種、難民など世界規模の問題を「他人ごと」ではなく「自分ごと」として捉えることが求めらている現代。 この絵本は、「連帯」「共助」「思いやり」などについて話しをするきっかけになってくれます。 グラフィカルで手描きのおしゃれなデザインは、大人も楽しめる、世代を超えた一冊です。 訳者は海外在住経験もあり、樹木希林との共著『9月1日 母からのバトン』(ポプラ社)、脳科学者・中野信子との共著『なんで家族を続けるの?』(文春新書)、翻訳絵本に『たいせつなこと』(フレーベル館)をはじめ、多くの出版社で絵本などを手掛ける内田也哉子氏。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

ユーザーレビュー

  • 点 きみとぼくはここにいる

    Posted by ブクログ

    黒い塗りつぶしの点が僕と僕の地域。白抜きの点が君と君の仲間。僕は衣食住に困らず、達君達は困り、楽しい事もない。
    君達はこちらにやってくるが、あぁ、もういっぱいに。どうしよう!?
    訳者あとがきも素敵です。

    0
    2024年01月24日
  • 点 きみとぼくはここにいる

    Posted by ブクログ

    黒い点と白い点の集まり。
    黒い点は友達たくさん、住むところもあり食べ物も困らない。
    白い点は住むところもなく楽しいことも食べ物もない

    ページいっぱいにある黒い点の中に白い点も混ざりたい。白い点が黒い点に混ざりに行くけどいっぱいで入りきらなくみんながひとつになった。

    対立し合うでなく、共同体となって一丸となる。
    同じ喜び、悲しみ、怒りをぶつけ合うでなく協力し合って生活をする。
    簡単そうで長い長い苦しみから抜け出してほしい現実の世界。

    ありそうな内容だけど点で表したところが面白い。
    ページから溢れ出しそうな点で集合体が苦手な人は向いてない本なのかな(^^;)

    0
    2025年04月10日
  • 点 きみとぼくはここにいる

    Posted by ブクログ

    言葉が分かる前の乳児でも直感的に理解できるんじゃないかしら、と思えるほど、描画が分かりやすいです。全ての人が同じ地平に立ち、平等である社会になるために、子どものうちから、この絵本のような考え方に触れてほしいです。

    0
    2023年02月16日

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