阿比留久美の作品一覧
「阿比留久美」の「孤独と居場所の社会学~なんでもない〝わたし″で生きるには」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「阿比留久美」の「孤独と居場所の社会学~なんでもない〝わたし″で生きるには」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
2023年8月14日再読
前回は、時間がなかったのか、斜め読みだったので、再読したところ印象が変わった。後半は、曖昧な議論に感じたが、前半の課題提起や状況分析について自身の問題意識にとって整理されており非常に参考になる内容だと感じた。
再読で、前半をより深く理解した上で、後半を読めば、後半の前回曖昧に感じた議論も、全く同時に読んだ別書「真理・政治・道徳」の内容を踏まえて、示唆を読み取ることができたと思う。マイノリティの権利の主張が、価値観の相対主義の中で、単に社会のパワーゲームやプロ市民的なビジネスを産む的な側面を意識しつつ、とはいえ、各自が声を上げねばなかったものとされるというバランスや交
Posted by ブクログ
女性の生き方、みたいなところ、特に、とっても面白く読んだ。
恋愛と結婚について、今後の生き方について、に大きく紐づくところで、今のテーマなので、がっつり自分と置き換えられてよかった。
女性が社会進出して、男性と同様な労働を求められてしまうと、ハウスワークや育児、介護にはその分時間をかけられなくなる。その結果、賃金が安い保育士や介護士の、他の女性たちに負担を強いることになっている、というところが印象的。
実際、この前会った保育士の友人は、結婚して子供ができたら続けられない仕事だと言っていた。
家族ができて子供ができても働き続ける女性は5割を超えたと言う。でも家の仕事は消えない、じゃあ誰がや
Posted by ブクログ
知人とやっている読書会で対象書籍として読んだもの。そもそも居場所とは何か、なぜ求められるのか。若者の成長や教育、社会化の過程にまつわる問題、家族や女性など特定の社会的アイデンティティやテーマに関わる問題、権利や自立など居場所の必要性やあり方を考えるさまざまな角度からの話題提供など関連するテーマがさまざまに論じられています。特徴は何よりも読みやすいこと。研究や論に触れた流れで、著者の経験や思考からの違和感がさらっと触れられているので、人によって大きく受け取る箇所が異なるように思います。それぞれのテーマに関わる書籍や研究なども参考文献やブックガイドで触れられているので、孤独孤立や居場所といったテー