作品一覧

  • 尾崎豊 覚え書き
    3.6
    急逝の天才歌手が、復活して語りかける!26歳で急逝した尾崎豊。1992年にロック・ミュージシャン尾崎が逝ってからかなりの時がたつが、その人気はいまだ衰えることを知らず、CDはあいかわらず売れ続けている。音楽プロデューサー須藤晃は、『反逆する十代の旗手』として、カリスマ的存在となった尾崎の才能を見いだし、育てた人物。アーティスト尾崎豊に、もっとも影響を与えた須藤晃が、尾崎との出会い、レコーディング秘話、知られざる素顔など、貴重な10年の歳月を克明に綴る。

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ユーザーレビュー

  • 尾崎豊 覚え書き

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    尾崎豊を担当したディレクター/プロデューサーの須藤氏の視点で、当時の尾崎との会話や須藤氏の見た尾崎豊を描く。

    改めて尾崎豊は頭が良い少年/青年だったんだろうなと感じた。

    ただ、本全体を通して須藤氏の感傷がとても強く感じられて鼻白んでしまった。逆にそのせいで冷静に読めたとも言えるか。

    客観的な尾崎豊のレポートではなく、あくまでもパートナーとして近くにいた須藤氏の視点で、須藤氏の見た尾崎豊の足跡が描かれている。須藤氏の感傷に共感できるのであれば大変良書だろう。

    0
    2021年05月28日
  • 尾崎豊 覚え書き

    Posted by ブクログ

    尾崎豊の最初の3部作、そして誕生という名作を生み出してきたプロデューサー、須藤晃さんの手記。特に初期の尾崎豊のリアルな実像が感じられてよかった。

    0
    2019年12月15日
  • 尾崎豊 覚え書き

    Posted by ブクログ

    橘いずみのベーシスト兼バンマスとして 信頼を担うになう 信濃町のソニー・スタジオ 随分と堅い哲学めいた話まで 断崖 自分が決めた戒律を犯すこと 双子のパラドックス 光が吸収されるブラックホール 愛にひざまず跪く=人間の行動パターンにすると祈る 自分と違う個だってことを認めざるを得ない マンモスを皆んなで狩りに行ったところから始まって スポイルされているものも 剥き出しにして 北陸の小さな田舎町 大仰な 近親憎悪のような複合感情 群衆を率いるジャンヌ・ダルクのように 焦燥感 著された 模倣から創造へと時代の潮流が変わった 勧善懲悪な鬼退治もの オブラートに包んで毒や鋭さを隠してゆく 薄絹のように

    0
    2017年12月23日

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