ユーザーレビュー 笑われたくない! 手嶋ひろ美 / 大庭賢哉 手足が不自由な女の子、結花はクラスのお楽しみ会で二人羽織を披露することに。 同じクラスの男の子たちに、わざとへんな食べ方をして笑わせようと提案される。 気がすすまない結花はないしょで特訓するが…。笑われるのがいやで、人の目が気になる結花に共感する読者は多いはず。途中のクラスの男の子と結花の会話にはグ...続きを読むサグサ刺さるものがありました。すごく丁寧に気持ちを追ったお話で、読後感が良いです! ペンネーム なしお Posted by ブクログ 笑われたくない! 手嶋ひろ美 / 大庭賢哉 3.4年から。クリスマス。脳性まひのある結花が出し物で二人羽織をすることに。初っ端から主人公の障害のことと胸の内がさらりとでてくるのが引き込まれる。二人羽織で思い通りに動く手に嬉しさを感じたり、周りの反応で自分はおかしいのだと言われているような辛さがあったりと、作者の実体験がリアルに文章に表れていて...続きを読む気持ちが動かされる。 Posted by ブクログ 笑われたくない! 手嶋ひろ美 / 大庭賢哉 4年生の結花(ゆか)は、生まれつきの脳性まひという病気で、手足が不自由だ。歩けないし、車いすもこげない。1人で動くときは四つんばいでハイハイしている。 2学期末にはお楽しみ会がある。ケーキを食べてジュースを飲んで、班ごとに出し物をする。班は、仲良しの小雪ちゃんと、翔太と信吾だ。心密かに、自分にも出来...続きを読むる出し物がいいなと思っていた結花だけど、「二人羽織」に決まり、小雪ちゃん結花の手の代わりをしてくれるとわかり、安心する。 ちゃんと二人羽織が出来るように一生懸命練習する結花。 上手くできなかったら、笑われる。それは嫌だから。結花は障がいがあることで、人に見られたり、笑われたりしている気がするから。 でも、笑われるって、本当に嫌なこと? 翔太や信吾は、上手くやるより、みんなが笑ってくれるように、ちょっと下手でいいと言う。 結花の思う笑われる、と、ちょっと違う、笑い。 本当に大切な事って? Posted by ブクログ 手嶋ひろ美のレビューをもっと見る