作品一覧

  • 白いりゅう 黒いりゅう 中国のたのしいお話
    4.4
    1巻1,760円 (税込)
    この本に収めた「くじゃくひめ」「天地のはじめ」「九人のきょうだい」など6編は,主に中国の少数民族が語りつたえた物語です.雄大で,ストーリーの変化に富み,西欧の民話とは趣きの異なる楽しさです.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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ユーザーレビュー

  • 白いりゅう 黒いりゅう 中国のたのしいお話

    Posted by ブクログ

    九人のきょうだい、犬になった王子、白いりゅう黒いりゅうを子どもたちに読んであげたい。

    九人のきょうだいはとびきり面白いし、犬になった王子は不思議な愛の物語で心に沁みる。白いりゅう黒いりゅうはスケールが大きく、りゅうたちの闘いの場面には息を呑んだ。

    「十ぴきのりゅうが、空中で、くみあい、もんどりうって、西の山から、東の海にころげまわります。山はなりひびき、谷はそれにこたえ、海の水は、かべのようになみだちます。九ひきのまっ白いりゅうは、黒い雲を、くぐったり、出たりするたびに、人の目に、きらきらとまぶしく光ります。」P146

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    2025年11月22日
  • 白いりゅう 黒いりゅう 中国のたのしいお話

    Posted by ブクログ

    2022/02/03再読
    今話題の中国。この本が作られた時代(1964年)は中国も少数民族に手厚かったんだなあ・・・
    それはさておいて、こんなに広い国土に口伝えで受け継がれているお話はスケールがでかい。
    表題の白いりゅう黒いりゅうが良かった。悲しいことがあっても、負けないで何回も竜に向かっていくヤン名人と周りの人々の姿が胸をうった。

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    2022年02月08日
  • 白いりゅう 黒いりゅう 中国のたのしいお話

    Posted by ブクログ

    数はそれほど多くないが、いろいろなタイプの話があっておもしろかった。
    日本の神話・昔話を彷彿とさせるものがいくつかあって、起源についていろいろ考えさせてくれそうである。太陽が岩戸に隠れる話(『天地のはじめ』)とか、麦盗みの話(『犬になった王子』)とか。『犬になった王子』についてはとくに、日本の昔話と違うところが気になる!これは食料供給を安定させるために種麦を盗みに行く話であるが、『昔話の年輪80選』(稲田浩二)によると、類話がたくさんあるらしい。どれも盗む対象は麦もしくは雑穀。つまり、この話の成立は稲作以前にさかのぼる可能性があるのだ。しかもかならず犬が登場するのだとか。なにか人類学の秘密の扉

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    2012年04月11日
  • 白いりゅう 黒いりゅう 中国のたのしいお話

    Posted by ブクログ

    思ったよりおもしろかった!

    9人の兄弟
    天地のはじまり
    くじゃくひめ

    が好きだな!!

    昔話は意外と知らないものが多くて
    もっと小さい頃に知りたかったなぁーと
    本当に思います。

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    2009年11月01日
  • 白いりゅう 黒いりゅう 中国のたのしいお話

    Posted by ブクログ

    中国の昔話。
    少数民族に言い伝えられた民話がおさめられています。
    自分で読むなら小学生2~3年生になってから。
    よみきかせてもらうなら、幼稚園年長さんでも楽しめそうな内容かな、と思いました。

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    2017年05月23日

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