田舎の工場勤務・ヤマ×100年に一度の美形俳優・ウミ
昔から顔だけはいいといわれ続けていた主人公・ウミは、学芸会で王子様役を蹴ってお城役を全うする
ウミ自身は誇りをもっていたが、他の生徒やお母さんには伝わらなかった
しかし観に来ていたある大人に褒められそれだけを誇りに生きていた
顔だけを褒められるこ
...続きを読むとに嫌気がさしてきたこと、テレビで流れてきた町工場の特集に学芸会で唯一褒めてくれたある大人(ヤマ)を見つける
再びヤマに合うため、芸能界を辞めヤマに会うため町工場へ突撃する…
最後のシーン、分かっててもジーンとする
絵の上手さといい、話の進め方、コメディ要素、すべてを詰め込んだ一冊だった
鬼才とはこの人のことか…
ウミのサイコパスさと物語終盤のボルテージのあげ方がたまんない