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  • 松田聖子の誕生(新潮新書)
    4.5
    「すごい声を見つけてしまった」。一本のカセットテープから流れる歌声が、松田聖子の始まりだった。芸能界入りに強く反対する父親、難航するプロダクション探しと決まらないデビューなど、相次ぐハードルを独特の魅力を武器に鮮やかにとび越えていく。地方オーディションに夢を託した、「他の誰にも似ていない」16歳の少女の存在がやがて社会現象になるまで、間近で支え続けた伝説のプロデューサーが初めて明かす。

ユーザーレビュー

  • 松田聖子の誕生(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    レポートを書くため、参考文献として読んだがとても面白く、興味深かった!!山口百恵、松田聖子…と言った昭和を代表するアイドルの方々は現代のアイドル像(大人数、歌って踊る)とは異なっていて、興味を持った。松田聖子が『誰にも似ていないアイドル』として花開いていくまでの道のりを若松プロデューサーの視点から書いている。
    デビューまでにこんなに紆余曲折があったとは…それにしても、若松氏の粘り強さと人脈と芸術方面にも長けた直観力、聖子ちゃんの運を手繰り寄せる人望の厚さがよく分かった。
    こんな子は売れないよ、と何人にも言われて、それでも自分の直感を信じ続けるのは中々できないことだと思う。
    名だたる音楽家、作詞

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    2023年07月18日
  • 松田聖子の誕生(新潮新書)

    Posted by ブクログ

     デビューの契機から1980年代を通じて松田聖子の楽曲をプロデュースしてきた当時CBS・ソニー社員だった著者の自叙伝。そうであるがゆえ,文体に主観的な印象を拭えないが,松田聖子本人が自身の歴史を自らの文体で残さない以上,80年代における松田聖子史の貴重な「一次資料」だといえる。これに付け加えるならば,本編は,デビュー前に著者に郵送した松田聖子の手紙が6通引用されているという「史料紹介」の役割も兼ねている。
     本編は176頁までだが,残りの60頁近くを「アルバムとシングルについて」と題し,当時プロデュースした楽曲の成り行き,作詞家・作曲家とのいきさつ,アルバムの構成について述べられているのは,興

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    2022年08月18日
  • 松田聖子の誕生(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    松田聖子が筆者である若松プロデューサーにスカウトされ、サンミュージックと契約てCBSソニーからデビューし、大スターになるまでと、その後が語られる。彼女はオーディションで入賞してすんなり歌手になれた訳ではなく、父親の強硬な反対があった。そこをなんとか説得するまでが前半の読みどころ。
    若松氏が総合的に聖子をプロデュースして私生活も含めた面倒を見ていたとは知らなかった。デビュー曲「裸足の季節」のCMタイアップにまつわる逸話はファンには有名だが、リアルタイムで河合奈保子派の私ですらお馴染みのことでも「裏方目線」だと新鮮だ。
    聖子が大ヒットを連発し、80年代を代表するアイドルになれた理由、その経緯やシン

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    2022年10月21日
  • 松田聖子の誕生(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    松田聖子誕生の秘話がとても興味深く読めた。サブスクで曲を聞きながら読むとなお良し。
    横道にそれた話が多いのがやや残念。

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    2022年10月17日

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