カルロ・レーヴィの作品一覧 「カルロ・レーヴィ」の「キリストはエボリで止まった」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 価格高い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 キリストはエボリで止まった 4.0 小説 / 海外文学 1巻1,122円 (税込) 反ファシズム活動の罪で政治囚として一僻村に流刑に処された作者=主人公カルロ・レーヴィ(1902―75)が目のあたりにした,南イタリアの苛烈な現実.現代文明から隔絶した,キリスト以前から変わることのない,呪術や神話が息づく寒村での生活を透徹した視線で描きだす,戦後のイタリア文学を代表する傑作. 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> カルロ・レーヴィの詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> キリストはエボリで止まった 小説 / 海外文学 4.0 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 反ファシズムで流刑された寒村から 国家の憂いを綴ったルポルタージュ小説 印象深いタイトルは、農民の慰めえない劣等感や救済されない苦痛を揶揄している 政治のリアリズムと民俗学の偶像的表現のアンバランスが、何とも作品を魅力的にしていた 0 2022年07月30日 キリストはエボリで止まった 小説 / 海外文学 4.0 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ パヴェーゼとは違い、ディープに反ファシスト運動に関わっていた作者。流刑されたイタリアの南部地区はキリストも見放した絶望の地だった。冒頭の連れてこられた様子はがが屠殺場に運送されてきたように、うちひしがれうなだれている。 どうやって希望を見い出だしていこうか煩悶する中、医療の知識を持つため、村人からは積極的に受け入れられる。 地形的にも行き止まりの土地で、消化不良の情念が発酵した様子がなんともねえ、味わいぶかいよ。自分がこういう何にもない場所で生まれ育ったから、情念→発酵→腐敗→乾燥、わかるわかる。 0 2018年12月29日