アンソニー・J・ブロッコリーの作品一覧 「アンソニー・J・ブロッコリー」の「地球温暖化はなぜ起こるのか 気候モデルで探る 過去・現在・未来の地球」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 地球温暖化はなぜ起こるのか 気候モデルで探る 過去・現在・未来の地球 4.0 学術・語学 / 理工 1巻1,430円 (税込) ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 地球温暖化、そして「気候」というシステムは、どうすれば解明することができるのか? 2021年、ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎博士。 この受賞は、「気候システム」という複雑系の物理分野に贈られた初のノーベル賞でもありました。 その「気候システム」という遠大な謎への挑戦が、本書では詳細に語られます。 真鍋先生が初期の研究で用いた大気層を18層に区分、その放射・対流を計算する「1次元鉛直モデル」からはじまり、成層圏までを、さらに雲による太陽放射の反射率の変化、陸上と海上の違い、極域での氷の面積の変化、緯度・経度による変動や季節要因による変化。さらには、海洋の対流による深層への熱の移動、そして土壌や河川における水の移動まで、2万年前の古気候を再現するというプロジェクトから始まった気候システム解明への挑戦は、その努力によって精緻なシミレーションを可能としました。 この研究の成果は、非常に高い精度で「地球温暖化」の予測を可能にしていることも知られています。 シミュレーションの中で、CO2の濃度を変化させていったときに、どのような結果が表れるのか。 その結果は、カラーの図とともに本書の随所でていねいに解説されています。 地球温暖化とはなにか? それは、どう考えるべきものなのか? いま大きな科学、社会的な関心事でもある地球温暖化についても、深い理解を得ることができます。 本書は、プリンストン大学での真鍋博士の講義をもとに構成されています。 また、本書の監訳を担当した、増田耕一博士、阿部彩子博士も、真鍋先生が1983年に東京大学で行った講義や、その講義録で学んだ研究者でもあります。 「気候システム」という大きな謎、そして地球温暖化という人類的な問題に挑む科学者の探求の軌跡として、21世紀を生きる私たちにとって必読の科学書の登場です。 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> アンソニー・J・ブロッコリーの詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 地球温暖化はなぜ起こるのか 気候モデルで探る 過去・現在・未来の地球 学術・語学 / 理工 4.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 真鍋先生いわく「シミュレーションの結果を言うだけでは占い師が言うことと変わりない。なぜその結果(地球温暖化)になるのかの道筋を説明しなければ結果を伝える意味は無い」とのこと。まさに自分もそれを目的として本書を購入しました。専門用語が多く少し難しかったですが新たな知見が多く得られました。 0 2025年09月20日