バーリンの作品一覧

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作品一覧

2022/11/24更新

ユーザーレビュー

  • 反啓蒙思想 他二篇
    『マキァヴェッリの独創性』『ロシアインテリゲンツィアの誕生』と連を為すバーリンの著書。
    表題作の他、フランス革命期の思想家ジョセフ・ド・メストルについて、及び19世紀〜20世紀初頭のフランスの思想家ジョルジュ・ソレルについて書かれている。

    本著では全編に渡り、デカルトとヴィーコの時代に端を発し今日...続きを読む
  • ロシア・インテリゲンツィヤの誕生 他五篇
    『知的な信念と感情的な〈中略〉要求との深い内的葛藤はロシア特有の病である』

    本著はまず、19世紀のヨーロッパ革命、或いはドイツ哲学やドイツロマン主義がロシアに与えた影響について解説、その後ベリンスキー、ゲルツェン、バクーニン(についてはバーリンは否定的)という3人を軸に、19世紀の所謂インテリゲン...続きを読む
  • マキアヴェッリの独創性 他三篇
     本書に収録されている『理想の追求』は、著者バーリンの思想的歩みが自身の口から語られている。著作を通して出会ってきた哲学者や思想家からバーリンが如何なるものを汲み取ってきたかが率直に論じられる。
     バーリンの取る相対主義の立場と多元主義の違いが分かりやすく説かれているのが、特に印象的だった。

     表...続きを読む
  • 反啓蒙思想 他二篇
     「啓蒙の中心的諸原理、すなわち普遍性と客観性と合理性、生活と思想の真正の問題のすべてに恒久的な解決を与える能力、そして観察と論理的思考の適切な能力を備えて考える人なら誰にでも合理的方法は開かれているという前提」(45-46ページ)に対する批判、反対である反啓蒙思想に関する論集。

     『反啓蒙思想』...続きを読む
  • ロシア・インテリゲンツィヤの誕生 他五篇
     筑摩書房からゲルツェン『過去と思索』が刊行されたのは、もう20年以上前だろうか?面白そうだなとは思ったものの、分厚い3巻本でかなりの高額と、ちょっと手が届かなかった。

     ゲルツェンは本書の主要登場人物。何だか懐かしく感じた。ソ連崩壊以降、ロシア革命についてもあまり読まれなくなっているのかもしれな...続きを読む

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