作品一覧

  • 独裁が崩れるとき
    -
    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●二つの権威主義体制を徹底解剖 プーチンと習近平の急所はどこにあるのか? 小泉 悠×熊倉 潤 ●歴史は再び自由民主主義へと弧を描く 筒井清輝 ●「アラブの春」の挫折と教訓 酒井啓子 ●白紙革命は習一強崩壊の号砲か? Z世代が揺さぶる中国のこれから 安田峰俊 ●「分断国家」東ドイツ 社会主義体制の崩壊 河合信晴 ●インターネットは再び民主化の武器になるのか? 変貌する監視体制と市民意識 山本達也 ●歴史に見る独裁と統治のリアル 君塚直隆×池田嘉郎
  • 人権と国家 理念の力と国際政治の現実
    4.4
    1巻946円 (税込)
    今や政府・企業・組織・個人のどのレベルでも必要とされるSDGsの要・普遍的人権の理念や制度の誕生と発展をたどり,内政干渉を嫌う国家が自らの権力を制約する人権システムの発展を許した国際政治のパラドックスを解く.冷戦体制崩壊後,今日までの国際人権の実効性を吟味し,日本の人権外交・教育の質を世界標準から問う.

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ユーザーレビュー

  • 人権と国家 理念の力と国際政治の現実

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    普遍的人権という国家にとって厄介とも言える存在がどうしてここまで発展したのか?また、どのように発展したのか、理解をするための本として良い。国家同士の批判の道具として、また国民への戦争や自国の行為の正当性を高めるために使った結果、想定外の価値を高めてしまった人権。
    しかし、それは今後なくてはならない発展であったのも事実。また、限定的な対象者の為の自然権が広まっていた頃に比べて、普遍的人権が広まった今、その実効性はどの程度あるのか、という疑問に対して大きな人権侵害における影響力は低く、小さな人権侵害には効果が高いという結果であった。また、形として高い効果がなくとも、その反対運動のきっかけとなったり

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    2024年04月05日
  • 人権と国家 理念の力と国際政治の現実

    Posted by ブクログ

    人権という規範がどのように広まり、国家の主権を乗り越えるまでにいたったかを丁寧に紐解く良書。ポピュリズムが蔓延る現代も、人権という規範が弱まることはないので、悲観的にはならずに、それぞれが人権力を磨き続けることの重要性を説く。

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    2024年03月30日
  • 人権と国家 理念の力と国際政治の現実

    Posted by ブクログ

     人権について基本的なところから考えてみたいと思っていたところに良いテキストが出版された。
     とても勉強になった。
     1人権理念や制度はいつ生まれたものなのか?
     2なぜ国家は自らの権力を制約する人権システムの発展を許したのか?
     3国際人権システムは世界中での人権の実践の向上にどの程度貢献したのか?
     4日本は国際人権とどのように関わり合ってきたのか?
     という4つの問いを考える形で人権と国家の関係について論じている。
     「理念の力と国際政治の現実」がサブタイトルだが、やはり理念と現実のせめぎ合いなのだな。
     知らなかった事実も多い。まだまだ勉強しなくては。
     

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    2022年05月22日
  • 人権と国家 理念の力と国際政治の現実

    Posted by ブクログ

    タイトルには構えてしまいがちだが、非常にわかりやすく、歴史的な経緯、事実を踏まえて、現代社会においてどのような問題があるのか?その問題がどのように取り組まれているのかがわかりやすく解説してある。
    改めて、「人権」という少し距離の感じる言葉、概念を自分事として考えることが出来るようになった。

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    2022年03月14日
  • 人権と国家 理念の力と国際政治の現実

    Posted by ブクログ

    このタイミングでこの書籍が刊行されるか。

    21日に発売された岩波新書の新刊。ロシア、中国が…というたらればの記載が随所に見受けられるが、それがこのタイミングで現実になるとは。

    まだ途中ではあるが、国際社会の中で、大国が主導を握るために半ば政治利用し、その中で育まれてきた人権という概念を知ることができるし、とてもよくまとまっているので、今読むべき一冊だと思います。

    今日テレビの解説の中でソ連解体後、共に民主化を目指したロシアとウクライナ。その行き着いた先が専制政治と、ある種のポピュリズムとなっている可能性を踏まえ今後の民主主義が試されているという指摘には、歴史の皮肉さを踏まえ共に深く考えさ

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    2022年02月27日

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