筒井清輝の作品一覧
「筒井清輝」の「人権と国家 理念の力と国際政治の現実」「独裁が崩れるとき」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「筒井清輝」の「人権と国家 理念の力と国際政治の現実」「独裁が崩れるとき」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
完全に門外漢ではあるのですが、書店で見かけたので購入してみました。とても満足しています。人権という、わかっているようでよくわからない概念を扱っているということで、読む前はどうかなと思っていましたが、岩波新書ということもあってか、この分野の素人にもわかりやすいように記述されていると感じました。
本書で印象に残った点を備忘録で記載すると、現代の国際人権とは①すべての人間に人権が保障されているという普遍性、②他国での見知らぬ人々への人権侵害に対して無視してはならないという内政干渉肯定、の2つの原理があるということです。
そして普遍的人権の背景には、見知らぬ他者に対する共感(empathy)能力が
Posted by ブクログ
普遍的人権という国家にとって厄介とも言える存在がどうしてここまで発展したのか?また、どのように発展したのか、理解をするための本として良い。国家同士の批判の道具として、また国民への戦争や自国の行為の正当性を高めるために使った結果、想定外の価値を高めてしまった人権。
しかし、それは今後なくてはならない発展であったのも事実。また、限定的な対象者の為の自然権が広まっていた頃に比べて、普遍的人権が広まった今、その実効性はどの程度あるのか、という疑問に対して大きな人権侵害における影響力は低く、小さな人権侵害には効果が高いという結果であった。また、形として高い効果がなくとも、その反対運動のきっかけとなったり
Posted by ブクログ
人権について基本的なところから考えてみたいと思っていたところに良いテキストが出版された。
とても勉強になった。
1人権理念や制度はいつ生まれたものなのか?
2なぜ国家は自らの権力を制約する人権システムの発展を許したのか?
3国際人権システムは世界中での人権の実践の向上にどの程度貢献したのか?
4日本は国際人権とどのように関わり合ってきたのか?
という4つの問いを考える形で人権と国家の関係について論じている。
「理念の力と国際政治の現実」がサブタイトルだが、やはり理念と現実のせめぎ合いなのだな。
知らなかった事実も多い。まだまだ勉強しなくては。