古本屋ツアー・イン・ジャパンの作品一覧

「古本屋ツアー・イン・ジャパン」の「野呂邦暢 古本屋写真集」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 野呂邦暢 古本屋写真集

    野呂邦暢 古本屋写真集

    ビジネス・実用

    3.6
    1巻1,067円 (税込)
    夭折の芥川賞作家・野呂邦暢が密かに撮りためていた古本屋写真が存在する。岡崎武志氏が遺族から託されたこの貴重な写真をまとめた『野呂邦暢 古本屋写真集』を再編集の上、野呂邦暢の古本にまつわるエッセイ、編者対談を増補し奇跡の文庫化。神保町・早稲田などの古本屋写真に加え、野呂邦暢自宅本棚写真も収録する。拙く清冽で執拗なカメラアイが1970年代の都市と古本屋を駆け巡る。

ユーザーレビュー

  • 野呂邦暢 古本屋写真集

    Posted by ブクログ

     芥川賞作家、故野呂邦暢が撮りためていた70年代の「神保町」や「早稲田」等古本屋を写したものをセレクションした写真集。たまに神保町に行くが、この本に出てくる書店が、70年代からほぼ変わらずに今でもそこにある事を感じながらこの写真集を見ていると一種のノスタルジーやタイムスリップ感を感じられると思う。

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    2026年09月08日
  • 野呂邦暢 古本屋写真集

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    写真の良しあしを判断する目はなくても、これはどうなのかという写り具合。だけれど、写真家の写真集を見たいがために手に取る本ではないので、遠い本棚、ぶれる人、読めない字、これで良いのだ。

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    2025年04月18日
  • 野呂邦暢 古本屋写真集

    Posted by ブクログ

    1970年代後半に、上京しては駆け足で都内の古書店を横断しつつ隠し撮りのように撮られた写真が集められています。亡くなった後に撮られたと思われる、祭壇とともに写る自宅の書棚には、第二次世界大戦についての書籍が目立ちます。切実に活字を希求した世代の想いが、ピンぼけの写真の向こうから伝わってきます。

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    2023年01月31日
  • 野呂邦暢 古本屋写真集

    Posted by ブクログ

    1980年に42歳で急逝した芥川賞作家野呂邦暢の撮った1970年代の東京などの古書店写真がメイン。それに編者の一人「古ツア」小山力也氏による現状との比較、野呂の古本エッセイ9編、さらに編者岡崎武志氏と小山氏の対談で構成されている。写真は私の大学生~卒業直後ぐらいのものなのでなつかしい。特に神保町は親戚の本屋もあり時々行っていたので確かにこんなだったなあと思う。(いまでも近いかな)
    野呂の文章もその時代を切り取った感があるし、編者二人の対談を含めた文章も古本屋とそれを愛した野呂への愛情が感じられる。

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    2022年01月26日
  • 野呂邦暢 古本屋写真集

    Posted by ブクログ

     2015年に盛林堂書房から刊行された元版に、新たな写真を加え、野呂のエッセイ、編者の対談を増補した一冊。
     野呂邦暢という作家の名前を知ったのは、2010年に『夕暮の緑の光』がみすず書房から刊行されたときで、それ以降も愛読者というまでには至らなかった。『愛についてのデッサン』も、野呂の書いたものだからというよりは、古本屋を舞台に、古本屋主人を主要登場人物にしている作品だということに興味を持ったからである。

     そこで本書。1976年頃の東京の古本屋を写した写真。当時は彼の地元の諫早から上京するのは大変だった時代。スマホで何百、何千枚でも手軽に撮れる現代とは違って、フィルムカメラで一所懸命に撮った感が窺われる。ピンボケしたものや見切れたものもあり、じっくりファインダーを覗いて写せたものではないことが良く分かる。
     それでも何とか、古本屋の景色を、写真という何度でも見直すことのできる形に残しておきたかったのだろうか。

     45年という月日が経ち、個々人的にはともかく、世の中一般としては書物に対する考え方はだいぶ変わった。そして東京という場所では、建物や景観は変化が激しい。それなのに、店舗の出入りは多少あれども、神保町の古書街のお店は現在も多くが健在である。
     『昔日の客』や野呂自身のエッセイなどから、野呂が古本屋巡りを愛していたことは知っていたが、本書の写真を見ていると、均一棚から宝物を探す野呂の姿が浮かんでくる。
     
     編者の一人小山力也氏の、野呂の写した足跡を辿る45年の時間を往還する一文は、とても参考になる。

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    2021年11月12日

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