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「パロミタ友美」の「9つの人生 現代インドの聖なるものを求めて」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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小説・文芸
Posted by ブクログ
インドの聖に関わる仕事・生き方をしている9人に取材した紀行文。訳者自身も、最後の章に出てくる歌う哲学者ことバウルの一人なのだと知って驚いた。日本人の女性でそんな著名なバウルの方がいたとは。
日本には馴染みの薄いインドの宗教だけれど、それを信じる人には本当に神が現在して、彼らを護っていると感じられているのだなと実感した。チベットを侵略してくる中国や、パキスタンとバングラデシュの抗争や、私からするとあまりにも苛酷な背景を持ちながら、あるいはそれゆえに、神に深くより頼み、伝統を守って生きる人々。
チベット仏教の話が一番身近な感じがした。仏教を守るために還俗し、中国と戦った僧侶の苦悩が苦しかった。ポタラ宮そんなに攻撃された歴史があったのか…
あと、アブラハムの三代宗教は性欲をタブー視するけど、ヒンドゥー教はむしろ神は性欲と共にあり、神は性欲であった、としているのが面白かった。カジュラホの神像やタントラ行や。なんかそちらの方が原始的な、土着な感じする。