パロミタ友美の作品一覧 「パロミタ友美」の「9つの人生 現代インドの聖なるものを求めて」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 9つの人生 現代インドの聖なるものを求めて 5.0 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 1巻1,760円 (税込) 全編にわたって、むせかえるような聖性。 それが、猥雑で、エロスに溢れており、実に尊い。 ちまたにあふれている宗教の概説書を読むより、本書の読破をお勧めする。 ――釈徹宗氏(僧侶、宗教学者) 紀行文学の名手が紡ぐ 魂の救済の物語。 鮮烈な伝統、信仰、霊性と歌の世界 ◆内容◆ 急速な経済発展を遂げ変化し続ける現代インド。その村々で伝統や信仰を受け継ぐ人々を取材した、紀行・歴史文学の名手による、19か国で翻訳出版されたノンフィクションの傑作。 死への断食に臨むジャイナ教尼僧。祭りの間、最下層の人間が神になる憑依芸能テイヤム。神に捧げられ娼婦となった女たちを守護する女神信仰。叙事詩を伝承する沙漠の歌い手。スーフィーの聖者廟に身を寄せる女性。かつてダライ・ラマ14世の警護をつとめ、亡命し兵士として人を殺めたことを懺悔するチベット仏教の老僧。約700年以上の伝統を汲む職人による官能的神像の世界観。女神信仰のもと、しゃれこうべを重用するタントラ行者。そして吟遊行者バウルとなった人々の遊行の半生――。 現代文明と精神文化の間に息づく、かけがえのない物語。 ◆海外評◆ 「文句なしにうつくしい本。高潔で誠実、そして啓蒙的で感動的。大好きな本、読めることが純粋に喜び」『食べて、祈って、恋をして』著者、エリザベス・ギルバート氏 「ジャーナリズムと文化人類学、歴史、宗教史の見事なまでの調和が、すばらしい小説作品のような描写力で文章に結実している。キプリング以来これほどインドの農村を魅力的に描き出した人はいない」インド学者、ウェンディ・ドニガー氏“Times Literary Supplement”紙 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> パロミタ友美の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 9つの人生 現代インドの聖なるものを求めて ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 5.0 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ スコットランド人の著者(ヴァージニア・ウルフの甥!)が、インドで出会った、とくに印象的な9人について語った、という本。 たとえるならば、生の血を継ぎ目に使った家のようだ。内には澄んだ風が流れ、小鳥の囀りが聞こえてくる。いわゆる聖なるもの、と、俗なる、とされるものとが、それぞれの章でそれぞれの関わり方をしていると思う。どちらもほんとうは、過度に持ち上げたり、反対に遠ざけすぎたりするものでないことを、この本によって、教えられたと思う。 0 2023年12月31日 9つの人生 現代インドの聖なるものを求めて ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 5.0 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 一口にインドといっても、広大で豊かな歴史文化があり、同じ位閉ざされた世界にそこでしか生きていけない人々がいます。 そんな9つの物語です。 著者と訳者が素晴らしい文章を綴るので、あっと言う間に読み切ってしまいます。 0 2022年04月23日 9つの人生 現代インドの聖なるものを求めて ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 5.0 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 現代インドの宗教事情のみならず、ジャイナ教、チベット仏教、イスラム教、ヒンドゥー教など、なかなか知ることのできない在り方、関係性などを少し垣間見せてもらえる著作。またどのように伝統宗教や慣習、文化が生き延びているのか、現代いんどにおける信仰、信者の在り方を知ることのできる素晴らしい本。身近に信仰のあることゆえの救済と難しさを伝えてくれる本でした。 0 2022年02月13日