ポーリーン・ブラウンの作品一覧
「ポーリーン・ブラウン」の「ハーバードの美意識を磨く授業」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ポーリーン・ブラウン」の「ハーバードの美意識を磨く授業」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
『ハーバードの美意識を磨く授業』
【こんな人におすすめ】
①ラグジュアリーブランドが、ブランドたる所以はなんだ?に関心がある。
②美意識。そもそもなんだ?僕は、わたくしは苦手、抵抗感がある。
③消費者向け事業を行っている。なにかヒントがほしい。
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【著者】
コンサル会社からグローバルのラグジュアリーブランド企業に転身をし、実績を上げた人物である。要職を退任したあと、世界に、消費に「美意識必要」と考え、ハーバードで教鞭をとる人物である。
また、訳が山口周さんであることも魅力的だ。前説だけでも、なぜ本書なのか?が理解できる。
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【本書の醍醐味】
本を読めばわかるが、知、学の広がりが深すぎて、私のような一般人には理解しづらい範囲も多い。
しかし、以下の部分を知るだけでも大変に有難い書であると考える。
・美意識とはなんだ?
・なぜ、この時代に美意識なのか?
・美意識を鍛える。できるのか?できる。日常生活で。
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【2度読みして再認識できたこと】
①過去の消費。
トレンド消費、すなわち人が所属、承認欲求を満たすための消費であったこと。
②現在の消費。
製品が溢れ、必要、不要以上に、好き・嫌い、合う・合わないが消費の軸となっていること。
③美意識とは?
ひとと製品・サービスをつなげる一つの考え方であること。
消費者側の美意識、すなわち、購買が安心や満足という感情に訴求することが必要になっていること。
同じく、提供する事業会社側にも、消費者の美意識を理解するための美意識が必要となっていること。
④美意識は後天的に磨ける。
1)日常生活
自身が消費するときは自身の五感がどう感じているか?記録する。
2)記録方法
同一カテゴリー製品ごとの違い、時間軸(年齢含む)での変化。プラス評価、マイナス評価、感じたことを言語化する。
3)提供側の場合は、消費者側の五感を想像してみる。
サンプル、購買前、購買中、購買の瞬間、購買後(帰宅しての開封)。
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【本書より抜粋】
3ページ
「普遍的な問題」があらかた解消してしまうと 「正解」を提供する能力が今度は過剰供給されることになります。 経済学の基本原則に則れば「過剰なもの=正解」 の価値はデフレし、「希少なもの=問題」の価値がインフレすることになります。これはつまり 「優秀さの定義」が、かつての「与えられる問題について速く、正確に正解を出せること」 から、今後は「誰も気づいていない新しい問題を発見・提起できること」にシフトするということです。
Posted by ブクログ
ハーバードの美意識を磨く授業: AIにはつくりえない「価値」を生み出すには
著:ポーリーン・ブラウン 監訳: 山口 周
なぜ、「美意識」がこれからの世界において重要なのか?という問いについては以下の5項目がその解となっている。
①正解の無価値化
②論理的・理性的な情報処理スキルの限界
③全産業のファッションビジネス化
④利便性から情緒への価値源泉のシフト
⑤人口知能との仕事の奪い合い
本書は、上記が「WHYの問い」には答えているものの、「美意識をどのようにして高めるのか?」あるいは、「美意識をどのようにビジネスに適用するのか?」という「HOWの問い」に対しての解を追求している。
構成は以下の9章から成る。
①なぜ「美意識」が必要とされているか
②人の感情をゆさぶる不思議な力
③ブランドコードを確立せよ
④深い「共感」と「洞察」から導かれる世界
⑤その人にしかない感覚をどう伸ばすか
⑥知的センスのいいひとが実践していること
⑦新たな空間価値をどう生み出すか
⑧「言語化」された時、すべてが浮かび上がってくる
本書の冒頭にある、日本での「美意識」における第一人者であり本書の監訳を担われている山口周氏の言葉が秀逸すぎる。つかみどころのない「美意識」と本書における前提がとても丁寧に書かれており、その言葉を読むだけでも本書を手に取る価値は十二分にある。
「美意識」をビジネスに落とし込むのはまだまだ先と思うことなかれ、世界・日本における直近でのわくわくするビジネスには、随所に本書のモデルがちりばめられている。美意識が主流となり、旧態依然の考えに固執していれば、どのような業種であっても現状維持どころが衰退するということは容易に想像ができる。
事例などでつかみどころのない概念を出来る限り見える化したり、想像できるように可視化することを本書では挑戦している。
読むのに頭をフル回転しなければいけないものの、新しく、そして必要な概念に対しては脳みそが汗をかくことを避けてはいけない。本書は十二分にその価値がある。