西川おさむの作品一覧
「西川おさむ」の「あめのひ しょくどう」「うめばあちゃんの とりかえやさん」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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小説・文芸
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Posted by ブクログ
ハナさんが引っ越した新しい家は森と町の境目に立っていて、玄関が2つある。町の方に向いた長四角のドアと、森に向かうトンネル型のドア。
両方に開いているというのが気にいりました。私だけと感じていたのにハナさんもそうだったんだもの。
最初に来たのは山ばあさん。山ばあさんは迷子の子をおどかし、その子が泣く涙をとびっきりの化粧水にするらしい。ハナさんが称する”おまけ”とやらのケーキやお茶のおもてなしを受けて考えるところがあったのか。帰りにまたハナさん家へ寄って、風呂敷包みを開けて見せた。中には、ハナさんのうちとそっくりのクッション、テイーポット、カップ、スプーン、小麦粉などの材料に「おいしいケーキのつくり方」「楽しい3時のお茶にどうぞ」と2冊の本もあった。「私もおまけをつけることにしたわ」と山ばあさんは笑って山へ帰っていった。
他に訪れたお客さんはおばけの子、アフリカやさん、ねずみ、オーバー、雪だるま、アライグマ、まっくろくろ。
道にふさがっている蛇を「はかりやさん」と表現していたり、アライグマがハナが作ったビスケットまで洗って食べたり、部屋の中で雪だるまが細っていくのが可哀想で厚着をしてハナさんが外でおしゃべりの続きをしたり~。
愉しくてホッとさせてもらった。
角野栄子さんは「魔女の宅急便」だけでなくこんな本もあったのですね!