作品一覧

  • アイアム精神疾患フルコース
    3.7
    24歳の精神病発症から始まって、47歳現在まで、14の精神病と闘ってきたけれど、それでもわたしは、生きている。わたしのように毎日が生きづらかったりで、実に様々な精神疾患と闘っている皆に、読んでもらったり知ってもらえるならばと、もしも共感しあえてお互いに少しでも救われるならと、この本を書いたのかもしれない。 精神病だからって全部が全部、不幸だらけの人生でもない。どうせ人間放っておいても、確実に死ぬ時はやってくる。ならば、まず「今日生きてみること」を目標に、今日なんとか生きてみた、明日もとりあえず生きてみるかと、死ぬことを先延ばし先延ばしにしながら、最後まで生ききってみるのもありじゃないだろうか。 仕事、友人、人間関係。心が疲れたすべての人々に、この本を捧げます。 <イラスト:山本直樹>

ユーザーレビュー

  • アイアム精神疾患フルコース

    購入済み

    当事者からのメッセージ

    精神疾患の方がこんなふうに悩んでるんだと、教えて貰えた。

    0
    2021年12月12日
  • アイアム精神疾患フルコース

    購入済み

    う~ん

    確かに生い立ちなど、スタートが恵まれていなかったとは思うのですが、薬物依存に関しては「合法であれば許される」という点が際立っていて、要は捕まらなければ何でもした、とほぼイコールのようで、同情の気持ちも失せました。
    そして14の精神疾患とのことですが、一度だけの診断も含めてでしょうね。全体的に露悪的で、歯切れの悪い作品でした。

    #ダーク

    0
    2022年03月22日
  • アイアム精神疾患フルコース

    Posted by ブクログ

    壮絶。悲惨。そんな言葉が浮かぶ内容でしたが、精神障害者のリアルな感じ(発症からの流れ。心情や衝動)を知ることができて興味深かったです。
    ただ、薬物依存になってからの思考と行動は痛々しかった・・・。この人のことを馬鹿にするのは簡単だけど、生きるためには逃げ続けるしかなかったんだろうなと思うと、笑う気にはなれませんでした。

    それにしても、これだけ重度の精神病を患いながらも、それを受け入れてくれる恋人と出会えたのはすごく幸運だし、良かったと思う。彼氏さんがいなかったらこの人、とっくに死んでいそうだもの。
    闘病記のような、人生記のような。濃い本でした。

    0
    2021年12月07日

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